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冬眠中は小説を読んで異世界へ

こんばんは、まこてぃです。

朝活読書会を週末だけに変更したので、更新が減ってしまいました。本の紹介というか、私が読んだ本のメモのようなアウトプットにも関わらず、投稿を読んでくださっている方が周りにいて、嬉しいです。ありがとうございます。

ここ最近は小説にはまっています。読み終えるまでに時間がかかりますが、小説は色んな世界や人物と出会えるので、面白いなということに気付きました。

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93、『神様に一番近い動物 ~人生を変える7つの物語~』 水野敬也(著)

小学生レベルでも読めそう。動物の感情とかお金の考え方とか、特徴的な側面から訴えられている。小さくて嫌われ者でも長く生きていくネズミは、知恵を獲得して、それを困っている動物たちのために使うことで、報われたのかもしれない。

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94、『自殺会議』 末井昭(著)

自殺に縁がある人との話をまとめている。坂口恭平さんとの対話が面白かった。新政府を立ち上げて国家をつくろうとするのって、うつ病の症状だって医師には言われたみたいだけど、本当だろうか。私も国みたいな平和な空間を作りたいと思ってるけど。笑

自殺したいと思ってしまう人って、本当は寂しくて誰かに話を聞いてもらいたいのかもしれない。人は皆んな、身近な人には話せない、誰にも言えないような悩みを抱えてると思うんだよね。私も坂口さんみたいにはなれないけど、何か悩みを抱えている人を助けることができないだろうか、と思った。MARIKOホットラインつくるのもありだなあ。

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95、『青空のむこう』 アレックス・シアラー(著), 金原瑞人(翻訳)

めっちゃ泣ける。アレックスシアラーの著書の中で、日本初の翻訳本。

幼いうちに突然死んでしまった主人公のハリー。死んだ後の世界が本当にあるんじゃないかってくらい想像力を掻き立てられた。死んだ人はやり残したことがあると、彼方の青い世界にいけない。いつ死ぬか分からないから、常に人には感謝や愛情を伝えていきたい。残された人たちは時間とともに進んで行かなければならず、悲しみにくれているのは死者からしても気持ちの良いものではない、のかも。

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96、『すばらしい新世界』 オルダス・ハクスリー(著), 黒原 敏行(翻訳)

ジョージ・オーウェルの『一九八四年』と共に20世紀を代表するディストピア小説。2540年の空想世界を描いていて、文明人の生活するロンドンでは、子供は工場で大量生産され、条件付け教育が行われる。フリーセックスが常識で「私はみんなのもの」という教育のもと、両親という言葉はグロテスクに値する。

常識というのはその時代によって変化していくものなのに、現代でも幼い頃からの条件付け教育は行われているということに気付けば、今私たちが生きている世の中の常識は間違っていることが分かる。

科学が一番恐ろしいもの。プロパガンダや原爆についても考えさせられる。現代を生きていく上で読んだ方がいい1冊だと思った。

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オススメの小説や作家さんがいましたら、ぜひ教えてくださると嬉しいです!

では、今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


MAKO.


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