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サプライチェーン問題を理論上全部超越する供給網についての話です。

クリスマスプレゼントにどれぐらい予算を使っているかという調査があって、世界で断トツ一位がイギリス。一人が一人に贈るプレゼントの平均額がなんと8,000円だって。スゴイ。そりゃ年間を通してイチバン盛り上がる商戦になるわけだよね。自分はそんな予算は組めないけれど、財布の中身と相談しながら、めいいっぱいやろうとしてみる。。。

それにしても、いま世界は深刻なサプライチェーン危機に直面している。サプライチェーンとは生産された製品が国境を越えた流通網に乗って運ばれて店頭に商品として並ぶまでの供給の流れのことだ。これが滞っているために、年間最大の商機であるこのシーズンに商品が棚に無いという光景が展開されている。

どうしてこんなことになったのか。原因はやっぱり疫病だ。昨年、疫病によって世界経済が一時的に停止した時、各国で工場が閉鎖され、物流がカットされ、輸送に必要なコンテナの生産がストップした。しかし、ワクチンが普及して疫病に終息のきざしが見えて来ると、世界経済が一気に再開してオーダーが殺到したことから、製品を運ぶコンテナや貨物船の手配がつかず、船賃は高騰。いくら商品を発注しても届かないという状況になっている。しびれを切らして、たとえ単価100円のものであっても、しょうがないから飛行機で運ぶみたいなことが起きているらしい。

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
ヨハネによる福音書 3:16 新共同訳

需要があり、それに対して供給しようとしても、ちゃんと届けるための仕組みや流れが停滞してしまうと、いくら待っても入手できない、ということが起きるよね。

これを、神と救いと人間の関係にあてはめたら、どういうことになるんだろう? 人間は、限界づけられていて・脆弱で・悪に吸い寄せられる傾向を持っていて、だから、いつも・たえず・つねに「救い」を必要としているわけだけれど。。。

その圧倒的な人間側の需要に対して「神」は神の方法で供給してくれた。それがイエスだ。永遠・無限・普遍・遍在・全知・全能である神は、神そのものをイエスというパッケージに入れて、地球に送り出した。それが投下された地点がユダヤのベツレヘムの馬小屋の飼い葉おけのワラの上だった。

問題は、じゃあ、そこから、イエスというパッケージに入った「救い」がどのようにして、いま・ここ、に生きる自分にまで届くのか、ということ。まさに、サプライチェーン問題じゃないかと思うんだけど。。。

これに関して、神は全人類のなかに「聖霊」という供給網を用意した。救いは聖霊を通して個々人に届けられるのだ。物理的な供給網の場合には、広大な距離を船・飛行機・車といった手段で運ぶことになるから、発送から配達までに相当の時間を要する。ところが聖霊の場合は、霊だから。。。つまり、時間と空間を超越した存在だから。。。だから、どんなに距離が離れていても、まったく時間を要さない。発送した瞬間に配達されてしまうのだ。

その時間のギャップが、いかに無いか、ということについて、新約聖書は非常におもしろい表現をしている。たとえば、イエスが十字架につけられて死んだとき、この自分もイエスと共に十字架につけられて死んだ。そして、イエスが復活したとき、この自分もイエスと共に復活した、というようなことを新約聖書は言うのだ。たとえばローマ 6:8とか。。。

わたしたちは
キリストと共に死んだのなら
キリストと共に生きることにもなると
信じます

あと、テモテへの手紙二 2:11なども、そう。

次の言葉は真実です
わたしたちは、キリストと共に死んだのなら
キリストと共に生きるようになる

ここでは、自分とイエスの間の 2,000年の時間も、あるいは、自分がいる東京とイエスがいたエルサレムの間の 9,000キロという空間も、完全にギャップ・ゼロにされている。聖霊は霊だから、時空の連続体を超越して、発送と配達をダイレクトに結合してしまうのだ。

最後に残った問題は、聖霊を通して運ばれる「救い」を、どうしたらオーダーできるか、ということ。神そのものがイエスというパッケージに入って届く救いは、ほんとうに単純な方法で発注することができる。新約聖書は、その方法とは「信仰」である、と言っているんだ。たとえば、ローマ 10:9とか。

口でイエスは主であると公に言い表し
心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら
あなたは救われるからです

アマゾンの場合、オーダーのボタンを押すと商品が発送され、しばらく時間が経過すると配達される。「救い」の場合は先来言っている通り聖霊によって時空を超えて運ばれるわけだから、オーダーした瞬間、到着してしまう。信じた瞬間、即、救われるのだ。このため、サプライチェーンの停滞や遅れという問題は、理論上発生しないことになる。そうなってくると、あくまで信じるか・信じないか、つまり、ポチっとするか・しないか、という究極の選択に話が及んでくることになるんだけどねー。。。

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