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最近読んだマーケティング論文

普段、色々と論文を読むのですが、それをNoteに簡単にまとめておくと、マーケ系の研究を知りたい方に役立つかもしれない+何より自分にとってもいいのではないか?と思ったので、定期的に読んだ論文をまとめるシリーズをはじめたいと思います。

今後は、読んだ中で2~3本をランダムにまとめるかもしれませんし、体系だって紹介するかもしれません。

〇New Product Design: Concept, Measurement, and Consequences 
大学院の時に初めて読んで、色々とあって最近読みなおした論文です。
論文はこちらに掲載されています。

製品デザインに関する論文で、製品デザインの尺度開発+その尺度を使った実証分析をおこなった論文です。
私は尺度開発ができないので詳しくはわかりませんが、最近のマーケティング系の尺度研究は実証も求められている印象があります。

個人的には、今後使っていく可能性が高い尺度の一つになりそうです。

〇Unprofitable Cross-Buying: Evidence from Consumer and Business Markets
この論文に関しても、久々に読み直した論文になります。
論文はこちらです。

この論文は、関連購買(複数カテゴリーを買うこと)に関する研究になります。これまでの研究では、関連購買をする顧客は、企業にとって利益につながりやすいという結果が出ていたのですが、この論文では「関連購買する顧客が、必ずしも利益に繋がるとは言えない」ということを実証しました。

〇The dark side of up-selling promotions: Evidence from an analysis of cross-brand purchase behavior
上の論文を読み直そうと思ったきっかけが、この論文を読んだことになります。論文は、こちらに掲載されています。

いわゆるアップセリング・ダウンセリングに関する論文になります。
クーポンを使って、アップセリングを誘発させる効果に関して、実証的に分析した研究です。個人的に関心のあるテーマの論文なので、時間のある時に精読する予定です。

初回ということで、比較的ランダムに選んでみました。
今後も機会をみて、簡単に紹介していきたいと思います。



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