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きみの人生に作戦名を。 梅田悟司 著

○はじめに

・何もやってこなかった人生などない
・あなたの中に「何か」が積み重ねられていることは紛れもない事実
・出来事や行動だけでは説明できない自分軸が存在していることを知り、言葉という形を与えることで、実際に触れてみる
・この体験は、忙しさの中に生きる人にこそ、新しい歩みを進めるうえで重要である

 ○なぜ最初の一歩が踏み出せないのか

・やりたいことや得意なことを答えられないことと、やりたいことや得意なことがないことを、分けて考える
・自分の経験を振り返る。その資産を活かすことによって実現可能な未来に思いを馳せる。そして、自分軸を見出す
・言葉は意見を伝えるための道具であるだけでなく、自分の意見を育てるための道具でもある
・自分の気持ちや意見をどれだけ高い解像度で把握しているか
・作戦名は、自分がどのような道を歩いていくべきかを、自ら指し示す言葉
・内なる言葉の発見によって、自分軸を形成する価値観を言語化する糸口を見出すことができる
・自分の思考を言葉にすることの役割は、言葉によって自らスタートラインを規定する役割

○行動の根底に流れる価値観に光を当てる

・その行動による経験は、自分の中に蓄積されており、その事実は変わることはない
・何も身になっていないと感じるからといって、何もしてこなかったと自分を判断するのはもったいないし、自分の過去に対して失礼ではないか
・人生におけるあらゆる行動や出来事は「成功か、失敗か」で判断すべきものではなく、「成功か、学びか」で測るもの

○「蓄積+今日」という資産を、何に投資するか

・今日という人生は、いままで積み重ねてきた「蓄積+今日」であるという事実
・今日の自分は、未来において最も若い自分となる
・本当に見ようとすべきものは、見えない資産である
 見えない資産とは、これまでの人生で培ってきたもののすべてである
・本当はできるのに、まだやっていないことに挑戦するときが、はみ出す勇気を振り絞るとき
・手を動かしながら、過去を振り返りながら思考を整理すること
・未来に思いを馳せながら、伸びしろを見つけようとすること
・自分の人生に作戦名をつけることは、自分の人生の第二幕を、自らの意思で築いていく決意表明

○作戦名をつける

・何もない人生などない。蓄積に目を向け光を当てることができるのは、自分だけである
・未来を無邪気に考えてみる。無責任に将来に思いを馳せる

○やさしさの価値に目を向ける

・やさしさの本質とは「受け止める力」
・できる人たちができることを活かし合うのではなく、不完全な人間同士が、できないことを告白し合い、許し合い、補完し合う世界には、大きな価値がある
・間違いに対して不平不満を言い続けるのか、あらゆる間違いを受け止めながら、確実な一歩を踏み出し続けるのかで、進む道は大きく変わっていく

○いまいる列を離れ、新しい列をつくる

・並ぶ列は自分で決めていい。離れたっていい。自分でつくればいい。
・他の列の存在を知ること。そして、新しい列をつくって、先頭に並べばいい
・終わらせることから、はじめる。それが心の余裕と、やり切った自信につながる

きみの人生に作戦名を。

きみの人生に自分でつくり出した道しるべを。

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