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会社の歩み

2013年設立している当社が今年3月から、10期目に突入します。
このタイミングで振り返ってみたいと思います。

創業初期(2013-2015)

エンジニアから起業した当社、当然社員数はゼロ。
ビジネスの三要素:人、物、金。SES業界も例外ではありません。
当然、社員はいない、設備はない、お金もない。
1つも揃っていない状況から、どう局面打開するんですか。
正直、その時にあるのは、「絶対成功させてやる」との信念だけでした。




・ひと
まず人がいないと何も始まらないので、周りの友達、以前の同僚にひたすらアプローチしまくりました。
「起業しました。手伝っていただけませんか。」とばかりな毎日。
当然、起業ほやほやの会社に信用すらないから、社員ゼロの会社に誰が行くのか。考えてみれば、当然のことですよね。立場変えて考えてみれば、社員ゼロの会社から誘われても、私だって「行かないよ〜」。
2013年は社員ゼロのままで一年間終わった。
翌年、小遣い程度の資金が溜まってきたところ、友達に声かける頻度を増した。今の言葉で言い換えると、社員採用に力を入れ、スカウトを増やしきたということですね。
社長は多少の人格魅力っていうか、他社より高く給料を出したのもあり、数名エンジニアを集めましたね。

・もの
IT人材派遣業のため、機材などは必要ありません。
事務所も最初は自宅兼でした。
パソコン1台あれば、どこでも仕事はできる。
私自身も2018年まで現場作業から離れていないため、エンジニア生活が長かったね。

・かね
エンジニア時代で溜め込んだ100万円で事業スタートしました。
そう、最初の資本金は100万でした。
銀行融資は考えていませんでした。融資しても使い道もなさそうだから。

・お客さん
今で考えると、SES業界はちょっと特殊な部分がおり、
お客さん(案件)、エンジニア(技術者)、両方をマッチングする営業担当(マッチング)。これがSESの三要素ですね。
下積みで蓄積していたお客さんをコツコツ関係を維持し、毎月定期的に訪問、案件をもらい、関係促進するため接待など、営業活動に体力を惜しまなかった。社員がいないので、パートナー企業から社員を調達してきました。


(2014年の3名社員と会食)

これで2015年は社員数10名ほど集めましたね。

第一次成長期(2016−2018)

現場やりながら、業後や休みを使っての営業、採用、会社管理はしんどい。
2016年初めて営業担当を雇いました。
役目は、営業+採用+事務など、全般の運用を任せましたね。
今考えてみると、社長からどんだけ無茶振りしたかよ。考えれない。
10名の社員の営業と育成を任せて、社長はまた新規お客さんの開拓に励みに行った。
当時中国から日本へ仕事がしたいエンジニアも多かったため、そのような採用媒体を結構使っていました。
毎年10名の勢いで採用はできています。
2018年は、25名の会社になりましたね。

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(2017年の忘年会)

第二次成長期(2019−2021)

しかし、営業担当は安定しませんでした。
能力が低い営業は、会社は困るし。できる営業は、数年後どこかに転職してしまう。
良い営業に出会うのは、なかなか難しい。

・孫営業部長
孫さんはなかなか良い営業です。
今年は5年目となっているが、それまでに3−4人入ったり出たりしましたね。

孫_古山指導

2018年2月、友人の紹介で、孫さんと出会いました。(この友人に感謝!サッカーのつながりで、その後会社へ入社もしていました)
前職も中国大手SES会社で営業事務を担当していました。
中国で営業と日本語先生の経験をもとに、前職も営業事務で営業サポートを生かし、営業担当として入社。
それから、少しずつ安定する軌道に乗ってきました。
孫さんの良いところは、会社よりの考え方、仕事責任感、営業テクニックですね。

・古田営業部長
IT交流会でSES営業担当していることがわかっています。
普段は挨拶程度ですが、とある営業トラブルが一気に古田さんと距離が縮めました。(良い意味で)

古田_真剣作業

当時のことは今でもはっきり覚えています。
当社のエンジニアが古田さんの会社経由で現場勤務しています。
とある月に、2日体調不良で欠勤しました。
担当営業である古田さんから訪問され、解決提案されてきました。
当時は弊社が損失負担し、古田社が無傷で終わりました。
結果的に、古田さんが仕事に対する執着、問題解決の責任感が深い印象を残してくれました。と同時に私も「良い社長」のように古田さんに映っていたようです。
あの事件から1年経ち、古田さんの会社に人事再編があり、それがきっかけで弊社入社が決まったわけです。

なるほどなるほど、トラブルは全て悪いということではありません。
うまく解決できれば、両者の理解が増し、良い方向に転じることもあリマス。

ビジョンの確立

社長+孫+古田ファイト


・社員ファースト
ようやく会社の根本理念が確立しました。
顧客満足、社員成長、社会貢献 という社風を使ってきましたが、
「社員が満足しなければ、会社は成り立たない。」というのは数々の経験から学びました。
社員が満足してから、顧客の満足や、社会への貢献は自然な流れで結果がついてくると信じています。

・同一労働 最大賃金
SES業界で、上位顧客のレベルに差はあるものの、限定的なものです。
IT業界で、開発フェーズ、開発言語、業界経験などで大体市場価値は決まります。
どうせ、似ているような仕事するなら、給与が高い会社に働いた方が良いでしょう。と思いませんか。
ここで、当社は、単価給与還元率(略:還元率)を一定に決めて、毎年昇給する形で、数年間をかけて、業界TOPレベルの80%に設定することを計画しています。
(現在は平均72%となっており、目標2025年80%にする)
※SES業界平均66%

・高成長
入社後10年間キャリアプランを社員一人一人明確にしています。
ボヤーと仕事している方が多い中、当社は10年プランを明確に。
入社後、営業部長がエンジニアさんと1 vs 1面談で、現場、将来像をしっかりヒアリングする上、一緒にプランを作成します。
そして、そのプランにそって、案件を選択します。

・案件選択自由
弊社の案件選択自由は、どんな案件でも良いから、一気にたくさんの案件をエンジニアに押し付けるのではありません。
入社時作成したプランに沿って、営業担当が吟味する3案件をエンジニアに提示し、その中から最適な案件を一緒に選択する形を取っています。
そのほうが、絶対エンジニアに良いと確信しています。

vision 2025

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最後に

会社は、元気に前に向けて、邁進してまいりたいと考えております。
当社の方針に共感できる方は、ぜひ一度お話しませんか。

エンジニアの未来は、当社は大切にします!

BSS代表 田中誠

古山_真剣仕事


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