『おはようございます』

わたしは小さいころからずっと

空想の世界に浸ることが

だいすきです

読書もきらいではないけど

活字を追うのが負担で

どうしても途中で飽きたり

そうでなくても

一冊を読み終えるのに

何日もかかったりします

映画もちょっと長いので

途中で眠くなってしまいますし

ドラマはよほど面白くないと

最終話までもちません

わたしは

わたしの作った物語が

よのなかでいちばん

おもしろいと思っています

だからどうしても

身の回りの創作物には

たいくつさをおぼえてしまうのです

わたしの描くストーリーは

わたしのなかだけにあって

誰かのためのものではなくて

わたしだけのものだから

もちろんとってもおもしろくて

まえにそれらを書きだして

作品に仕上げてみようって

そんなことを考えたこともあったけど

とてもとても体力と気力が

もちませんでした

創作をするって大変なことだって

痛感したのをおぼえています

でも別にわたしは

なんともおもいません

わたしの空想のなかで

わたしだけを楽しませる

わたしだけの物語があれば

それでじゅうぶんなのです

活字を追いかけて

本のページをめくること

聞き逃した台詞のために

映像を戻すこと

これっておっくうじゃないですか

そもそもストーリーだって

たいしたことないのに

目を瞑るだけで

最高の物語が

わたしのなかに

舞い降りてくるので

きょうもわたしは

ごはんを食べて

歯をみがいて

お風呂からあがったら

おふとんにはいって

ゆっくり目を閉じます

これからがほんとうの日常です

おはようございます

※さてここでクイズです※
自分語り一人称の主人公
こいつの職業はなんでしょうか？
a) 無職
b) ニート
c) ひきこもり
正解はそのうち発表します