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断想集『東京活断想』

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2022年8月の記事一覧

断想:「|盈虚《えいきょ》」と出て。

断想:「|盈虚《えいきょ》」と出て。

冷静を装いたくても沸点(怒りに限らず)が低すぎてすぐになんかに影響を受けてしまうので、それが日常において良いほうにも悪いほうにも転がるという話。

仕事や家事やら、あとは創作もそうですが、やる気が出ない、モチベーションが上がらないなどとヒトは言います。はい、私も言いますもちろん。実際かなりのめんどくさがりなので、ほんとうに何もしたくないずっとゴロゴロしてたいという気分でいることが多いです。

そん

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断想:真夏に帝都の端くれで感じることなど

断想:真夏に帝都の端くれで感じることなど

蝉が路上にひっくり返っている様をみかけることが多い時候となりました。あいつらなんでかならずひっくり返って逝くんですかね。それは簡単です、後戻りできないっていう彼らなりの決意なんだと思います。ほんとつくづく切ない生き物ですね蝉っていうのは。お読みいただいている方のなかに蝉年(干支)のひとがいたらすみません←

帝都の端くれに住んでいまして。明日休みだからちょっと飲むかと、住宅街の真ん中にある、その土

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断想:内臓(パッション)が

断想:内臓(パッション)が

感情の揺れが大きくなっていて。プロの文筆家であればそれがポジティブなものであろうと逆であろうと、ここぞとないチャンスとして捉えるのでしょう。(まるで5打席連続本塁打を打った村上のように←きょうのハイライト)

ところがやっぱり自分は甘くて、ぐわんぐわんとうねる感情の波を適確に言語に置き換えられません。もちろん絵にも旋律にも。

ふだん書き置きはしないのですが、実はきょうはいっこ、下書きがあります。

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