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53,444人国立集結。スター軍団、リーグ初戴冠へ大きく前進(20231021 神戸×鹿島)

圧倒的だった。

今年からJリーグを本格的に見だした素人の私でも、神戸と鹿島の力の差を痛感した。

試合を通して、ほぼ神戸ペース

神戸が高い位置でボールを保持し、一方の鹿島は自陣での我慢を強いられた。

神戸のストライカー大迫勇也、武藤嘉紀に得点は生まれなかったが、個人技での突破、ポストすれすれのシュートなど見せ場を作った。

この日の主役は佐々木大樹

2得点を決め、チームの勝利を大きく貢献した。

1点目は井出遥也の左クロスに頭を合わせて先制。

井出のクロスも相手DFをうまくかわし、制度の高いクロスを上げた。

ペナルティエリア中央に構えていた佐々木のところへクロスボールはジャストミート。

体をひねりながら佐々木の頭で合わせたボールはゴール右隅に決まり、先制。

2点目はセットプレーからの得点。

CKからパトリッキが頭で合わせたボールはクロスボールに直撃。

こぼれ球に反応した佐々木がボレーを決め、ダメ押しの得点。

ペナルティエリア左から厳しい角度の位置でのシュート。

決して簡単なゴールではないが、この日の大樹は手が付けられなかった。

一方の鹿島はストライカーの鈴木優磨に全くボールが集まらなかった。

©サッカーダイジェスト

前半は特にサイドからの攻撃が目立ったが、酒井高徳を中心とした鉄壁のディフェンス陣に食い止められた。

母校の先輩、藤井智也も先発起用された。低い位置から何度かドリブルで駆け上がるシーンも目立ったが、左サイドで酒井との応戦に苦しめられている印象を受けた。

ただ、今季から鹿島へ完全移籍し、スタメン出場の機会も着々と増やしていっている。

©サッカーダイジェスト

大学時代からJFA・Jリーグ特別指定選手としてプロでプレーして、まだ約3年半。

希望しかない。

神戸は他チームの戦績などの条件が揃えば、悲願のJ1初制覇は最短で次節の湘南戦(10月28日)

酒井高徳、大迫勇也、武藤嘉紀、山口蛍

といった代表経験者らに加え

最近にはチェルシーで活躍したフアン マタも加入

2位マリノスとの勝点差は4

1試合も落とせない状況が続くが、私たちに感動を与えたきたスター軍団が神戸をリーグ初戴冠へ導く。

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