ごんぱち

クリスチャンの家庭生まれ、仏教・神道文化の集落育ち。ハワイの大学で文化人類学の学士号修…

ごんぱち

クリスチャンの家庭生まれ、仏教・神道文化の集落育ち。ハワイの大学で文化人類学の学士号修了、コロナを機にイスラム国家マレーシアのインド人街暮らしを経験。今はイギリス系企業の日本拠点で細々キャリアつんでます。病んだ10代、動いた20代、楽しくなってきた30代。おじゃる丸多め。

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うすいさちよは本当に幸薄なのか?

「おじゃる丸」の登場人物、うすいさちよ。28歳独身。 将来少女漫画で一発ドカンと当てて大金持ちになり、王子様と結婚して幸せに暮らすことを夢見ている。 しかし彼女の才はどちらかと言うとホラー漫画にあり、登場のたびに不穏なBGMが流れ、幸薄の象徴のように描かれている。 わたしはさちよと同じ「28歳独身」という肩書きを持つことを恐れていた。なんとなく惨めな気がしたからだ。 しかし様々な経験を経ていざその年齢が近くなってくると、さちよへの見方が変わってきて、「さちよは周りが思

    • シノバックとアストラゼネカのワクチン接種レポート

      日本では認可されなかった中国・シノバック社のワクチンを2回と、日本では原則40歳以上しか接種できないイギリス・アストラゼネカ社のワクチンを30歳で打ったので備忘録程度に書き残しておこうと思います。ちなみにわたしはマレーシア在住です。 今ではウォークインで接種できるところもありますが、マレーシアではMySejahtera(マイセジャテラ)というコロナ関連管理アプリで予約が自動的に作られるので、傷病休暇を取って指定された日時・会場にワクチンを受けに行きます。 シノバック1回目

      • 30歳バリキャリ志望、髪をターコイズブルーに染めてみた。

        このタイトルを見てどんな感想を皆さんが持たれたか聞いてみたい。 とはいえ、タイトルは少し盛りました。画像のように、髪全体をターコイズブルーにしたのではなく、インナーカラーとして頑張れば隠せる程度にカラーしてもらいました。染めた部分の毛束だけ結んで黒髪で覆い隠せば、オンライン面接くらいなら余裕でバレないと思います。 芸能人、各種アーティスト、美容師さん、工場勤務や技術職で普段頭はすっぽり隠す方や、画面越しでしかクライアントとお付き合いのない職業の方なら30代でカラフルなヘア

        • 仏教文化育ちのクリスチャンが、イスラム国家に住んでみて思ったこと

          今日でマレーシアに来て1年。12月は世界中がクリスマスを祝う月。ということで、クリスチャンの家庭に生まれ、仏教・神道文化の中で育った、カトリック幼稚園卒、ミッション系大学卒、そしてイスラム国家在住のわたしが、自分史を振り返りながら宗教に対する考えを文字に起こしてみようと思う。 二宗派のわらじだった幼稚園時代わたしはクリスチャンの母のもとに生まれ、幼少の頃から毎週日曜日に教会に行くのが当たり前になっていた。ただ年齢の近い子たちと凄く仲が良かったわけではなく、普段よりも良い子で

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          クリスチャンとしてプライド月間に思うこと

          わたしのインターンが終わりに近付き、ハワイを去る日が近付く頃、日本人学生夫婦の家に招かれた。同じキャンパス内に居るにも関わらず、学科が違うためしばらく会うことがなかったので、食事でもしながら積もり積もった話をしようという会だった。 そこで旦那さんの方から言われた、忘れられない一言がある。 「ごんぱちは男に興味が無いんだと思ってた!」 ハワイの田舎の小さな大学で、在籍学生数2000名の中に日本人は当時80名ほど。誰と誰が付き合ったなどという話は瞬く間に広がるコミュニティの

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          挨拶をする意味

          「笑顔でいよう、挨拶をしよう」小学校5、6年生の時の担任のM先生が遺した言葉だ。先生はわたしが中2の時に若くして癌で亡くなった。中学受験やその他学校の活動で他のクラスメイトより接することが多かったと思うので、訃報を聞いた時はショックだった。 気がついたらM先生を亡くしてからの人生の方が長くなってしまった。先生の言葉一つ一つを覚えているわけではない。だけどこの言葉だけは覚えている。 新潟の田んぼのど真ん中の家から田んぼのど真ん中の小中学校に通っていたわたしが、ハワイの大学に

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          フリーターのケンさんをキャリアアドバイザーに会わせてみよう

          お久しぶりです。ごんぱちです。 気付いたら2021年最初の投稿です。あけましておめでとうございます。 年末にマレーシアに移住してからnoteを全く更新していませんでした。 その代わりと言ってはなんですが、はてなブログの方でもっとカジュアルにマレーシアの生活について綴っております。よろしければご覧ください。 さて、わたしが久々にnoteを書く気になったきっかけは以下の記事。 これがわたしのnoteデビュー作であり、公開から10ヶ月ほど経った今も、月間PVが未だに平均200

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          「女性管理職30%」って必要?

          先日、何気なくnews zeroをつけていたら、ポスト安倍三人衆が生出演していて、有働アナとディスカッションをしていた。 今後の取り組みについて限られた時間で幅広く話していたわけだけど、少子化問題から女性の社会進出、そして女性管理職30%目標について話されていた。 (もっと多い国の比較もあったけど会員登録要 or 統計とった年がバラバラだった…) 男女平等の指標として女性管理職の割合をよく見るけど、わたしはこれはあくまで男女が平等になった結果の副産物であって、日本の現状

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          一人暮らしアラサーの私が毎朝Eテレを見る理由

          平成1ケタ生まれのわたしです。4人きょうだいの一番上として育ち、実家でも高校生くらいまでEテレを見ながら朝の支度をして登校していました。 その後留学し、一度は日本の全テレビから離れた身ですが、帰国し一人暮らしをしている今も朝はEテレを見ています。 え、20代だよね? そこは【ZIP!】か【めざまし】じゃない? 百歩譲っても【おはよう日本】にしようぜ?www って思うじゃないですか… 【ZIP!】や【おはよう日本】も時々見ますよ。でもコロナ期を経て気付いてしまったのです…

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          疲労にはレモン。

          どうもお久しぶりです。 今日は文化人類学とか自己啓発とかとはまったくもって関係ない、健康の話をします。 noteを6月末にスタート。最初から毎日更新する気はなかったのですが、せめて週末には2〜3本書きたいと思っていました。 しかし7月から新しい生活を始め、猛暑かと思えば歴史的豪雨。疲れが取れず週末はガチで寝たきり状態で、昨日まで本当に身体がしんどくてしんどくて前途を憂いておりました。。 そこで思い出したのがレモンの存在。 わたしがレモンの丸かじりに出会ったのは小学生

          疲労にはレモン。

          男女平等ランキング、G7でビリの日本

          今日はややシリアスなテーマだからこそ、なるべくカジュアルに書きたい。 昨日、ハフポスト主催のライブを見た。 ライブの映像はこちらから。 EXITのかねちーと藤原しおり(元ブルゾンちえみ)両者のインスタの告知から知って、何気なく見てみただけ。新型コロナウイルスについて、貧困問題、環境問題、人権問題、それを踏まえたうえで自身がメディアに露出する際に気を付けていることなど、話の流れでいろんな話題について話していた。 10代、20代が主なターゲット層の二人の話し方は本当に分か

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