「あれが最後だったんだ」とは振り返らなければわからない
こんにちは。
牧 菜々子です。
子どもの成長の速さには、驚かされます。
お気に入りのおもちゃで遊ぶのも、おねしょをするのも、「あれが最後だったんだ」と分かるのは、後から振り返った時だけです。
今目の前で起きていることが、この子にとっては最後かもしれない。
それを見届ける親のほうも、意識していなければ分からないものです。
そしてこれから歳を重ねていく私たちにとっても、今していることが今回で最後ということが増えていくのでしょう。
振り返れば「あの時が最後だった」と分かりますが、それすら思い出せなくなっていきます。
今が最後だとは、誰も教えてくれません。
その時その時をめいっぱい楽しむことだけが、後々の切なさを和らげてくれるのかもしれません。