ポルシェには自動装備があまりないのに意外と安全な理由

こんにちは。

牧　菜々子です。

車を選ぶ時には、安全装備が欠かせない。

そう思う方も、多いのではないでしょうか。

現に、日本車の安全装備は、ハイレベル。

一方で、一部の外車には、安全装備がほとんどない。

ポルシェは人気ですが、実際に乗るとなると、安全面が心配…。

そう思っていました。

ところが…。

わが家にポルシェがやってきたところ、意外と安全だということがわかりました。

その理由は…。

ポルシェは、エンジン音が大きいからです。

エンジン音が大きいから

わが家にやってきた、ポルシェ９１１。

一番驚いたのは、エンジン音の大きさです。

乗り込んで、ドアを全部閉めても、ものすごい音。

車外で聞いたら、それはそれは大きいのです。

帰宅するのも、２本先の道路からもうエンジン音が聞こえるので、音でわかります。

つまり、これだけエンジン音が大きければ、周りが自車の存在に気づきますし、近づき過ぎることもない。

急にぶつかるようなことには、まずならないのです。

車高が低くても安心

乗る前までは、スポーツカーは車高が低いので、周りの車から見えにくいというところが、心配でした。

近づいても気づかれないで、危険なのではないかと。

普段運転していても、車高が低い車が急に出て来てびっくりすることは、よくあるからです。

しかも自動装置や安全装備がそれほどついていないとなると、ポルシェ９１１は余計に危険なのでは…？と。

でも、これだけエンジン音が大きければ、たいていの危険は回避できます。

こちらとしては、いつもどおりに注意して運転していれば大丈夫です。

逆に、電気自動車などで音が全くしない車のほうが、心配が大きい。

同乗した経験がありますが、こちらに気づかずに近づいてくる歩行者もいました。

静か過ぎるのも、危険なのです。

国産車にはかなわないけれど

もちろん、国産車の安全装備にはかないません。

国産車には、あらゆる安全装備や自動装備が、気前よくついている。

ポルシェは、レーンキープも甘いし、自動ブレーキすらついていない車種も。

だから、「国産車より安全だ」とまでは言えません。

とはいえ、安全装備がついていない割には、危険を回避できる。

その理由は、エンジン音が大きいからなのです。