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そうか、わたしはわたしを見つけるために言葉を紡いでいるのか。大山裕介著「伝えたい」感想

はじめましての方もそうでない方もごきげんよう、子むすび屋さんのまき子です。⠀

ひとりでがんばって疲れている・寂しい方に「ひとりじゃないって、あったかい」と思っていただきたくて創作活動をしています。

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あなたは何のために言葉を使っていますか?

気づいていないかもしれませんが「自分が何者なのかを確認する」ために言葉を使っていると、ある本から教えてもらいましたので紹介します。

1、「伝えたい」大山裕介著

心理カウンセラーでnoteやstand.fmで情報発信されている大山裕介さんが書かれた本「伝えたい」。

「伝えたいけど伝わらない人」にむけて、どうやったら伝わるようになるのか具体例だけでなく「本質」も丁寧に解説してくれています。

とっても優しい読み口で、心にスッと溶け込む作品です。

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2、自分らしさとは?

なぜうまく伝わらないのか理由の一つに

「自分らしさが言葉に乗っていない」

ことが本の中で紹介されていました。


では「自分らしさ」とはいったい何なのでしょうか?


読んでいてビックリしました。

自分らしさ=誰からしさ+自分らしくなさ

自分らしさとは誰かから見たいつものわたし、なんだそうです。

あなたは自分らしさとは何かわかっていましたか?

わたしは自分らしさは「自分が思っている自分」だと思っていました。だから「自分らしさが言葉に乗っていなくて相手に伝わらない」状態だったのです。

伝わらないはずです。そもそも自分らしさを勘違いしていたのですから。

そういえば先日「まき子さんのイメージはしっかりしている」と言われたのですが、自分自身はしっかりしていないと思っていたので否定したことがありました。ですが「しっかりしている」わたしこそが誰かから見たわたし、つまり「自分らしさ」だったのです。大山さんから教えてもらわなかったら、ずっと「自分らしさ」を否定して生き続けていたと思います。

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3、自分が何者なのかを確認する

自分らしさが他者から見た自分だとすると、自分を他者に見てもらう必要があります。自分を表にさらけ出す必要があるのです。

そこで

言葉を使うことで自分が何者なのかを確認する


だからわたしは今日もこうやってnoteに言葉を紡いでいたんですね。


整理します。

✅伝えるためには「自分らしさを言葉に乗せる」
✅「自分らしさ」とは「誰からしさ+自分らしくなさ」
✅自分らしさを見つけるために言葉を使う

お気づきでしょうか…

結局のところ伝えるためには伝えていくしかないんです!!

注意していただきたいのは「何も考えずに」「ただ何となく」伝えるのでなく、最初は「自分らしさ」を理解するために伝え、理解できたら「自分らしさ」を乗せて伝える。そうすることで「伝わる」ようになっていく。

自分に閉じこもって「自分が思う自分」に固執していたら、いつまでたっても伝わらないということですよね?気をつけたい部分です。


さて、もっと紹介したいところですが、本の中には「伝える」ための秘訣や本質がまだまだたくさん書かれています。

伝えたいのに伝わらなくてモヤモヤしているあなた、読んだら理由がわかってスッキリしますよ!


まき子🍙子むすび屋さん(@makicome1986

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