なにをしたかではなく、なにをかんがえているか。


スポーツに興味がない。

スポーツをすることは好きだし、
スポーツを見るのも嫌いじゃない。

でも、全くハマれないのだ。



最近あまりにも歯医者に行きすぎて、
歯医者で読む雑誌がなくなってしまった。

そこで、普段なら絶対手に取らない
スポーツ雑誌を仕方なく読んでみた。


その雑誌には、サッカー選手である久保建英さんのインタビュー記事が載っていた。

そこには
彼が普段何を考えて、
何に気をつけて、
どんな風に過ごしているかが書かれていた。


私は感動した。


なぜ、久保さんがすごいと言われているのか。

ただ、年齢が若いからではないと
記事を読んで理解した。


久保さんが若いのにちょっと生意気に感じる理由も、
すごいと言われる理由も、なんとなく分かった。


※余談※
久保建英さんは睡眠時間に気を配り、
子供の頃はゲームもしたことがなかったそうです。
そして憧れている人は真田幸村。アツい!
(Sports Graphic Number 979号より)


そうしたら、今度は誰かに話したくなった。



旦那は大のサッカー好き。

雑誌で得た知識を話してみた。



会話になった。

全く興味のなかったサッカーの話題で
会話になった。

またもや私は感動した。


面白い

心からそう思った。


おそらく、私にとって、
サッカー自体よりも、
個人に興味があって、

更に個人のプレーよりも、
なぜそのプレーに至ったのかが
知りたいのだ。


何をしたかではなく、
何を考えているか


そういえば音楽ライブのDVDも、特典でメイキングが入っていないと手に取らない。


私は、
その人がどんな人なのか、
どんなことを考えている人なのか、
その人が分からないと、
その人に興味を持てないと、
その人がどんなに素晴らしいモノを生み出していたとしてもハマれないのだ。


ストーリーともちょっと違う。
ストーリーは出来事の連続だから。

なぜ、その出来事になったのか、
どんなことを考えて行動した結果そうなったのかが分からないとハマれないのだ。


6月、サッカーの日本代表戦キリンチャレンジカップ2019をしていた。

今までは旦那が見ていたから一緒に見ていたけれど、今回は違った。

一人一人に個性があり、
ストーリーがあり、
思想や意識がある。

それが知りたい。
それがプレーに出ている。

そんな気持ちで観戦していた。
とても興味深い時間となった。


何をしたかではなく、
何を考えているか


ここに着目することで
私はまた一つ、
新しい世界を好きになれそうな気がする。



まき子🍙(@makicome1986

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