しゅじんこうになるために、さかさまなことをした日曜日。
なにかの番組で「霜降り明星のなにがすごいって、2人ともマンガの主人公みたいなところ」って言っていた。存在が週刊少年ジャンプみたいだって。
世界にはマンガの主人公になれる人と、脇役にしかなれない人がいる。
「自分の人生なんだから自分はいつだって主人公」なんて言われても、どう考えたって脇役にしか思えないし、脇役どころかモブだったり、なんなら背景や小道具なんじゃないかなと思うぐらい存在感もない。
それでも世界は容赦なくて、脇役でも主人公の人たちと平等に時間は流れていく。だから