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窓際のトットちゃんに出てくるステキな言葉

窓際のトットちゃんに出てくるステキな言葉




戦後最大のベストセラー黒柳徹子さんの本『窓際のトットちゃん』は、小学校時代の実話です。発達障害と思われる本人を肯定して受け入れた学校が、80年前にあった事に驚いたけど、80年たってもまだあまりこういう先生が多くないのでは?という話を聞きました。僕の時よりは増えている事を願うが、そういえば僕の先生たちもこの本の存在は知っていたはずだから、こういう学校の考え方が広まるのはまだまだ時間が必要なのか。



僕もこの本に出てくる学校に通いたかったです。この本読んだ事ありますか?





物語の舞台となるトモエ学園は、教科書やテストを中心とした教育スタイルではなく、創設者の小林宗作の考えのもと、子どもの興味や関心を大切にした自由で新しい教育に取り組んだ。授業中、好きな科目を各自がしても良かったり、今のフリースクール的な要素もある仕組み。

そして、その教育方針を体現しているエピソードが多数出てきます。中でも驚いたのが、トットちゃんを面接した時の話です。



校長先生はトットちゃんを面接した時、『さあ話したい事を話してみて、全部』と言いました。そしたら、トットちゃんは4時間も話しました。4時間!!!4時間もですよ??話をきいたあと、『じゃあ、これで、きみは、この学校の生徒だよ』と言いました。て、これすごいですよね?有言実行しているけど、ここまで出来る人は現代でもどれだけいるのだろうか?



ステキな言葉も出てくる。


トットちゃんが、校長先生にもらった大切な言葉がある。それは

「君は、本当は、いい子なんだよ!」

というものです。

そして、一生を決定したかも知れないくらい大切なこの言葉を、トモエにいる間じゅう、小林先生は、いい続けてくれたらしい。これ、ほんとステキだ。否定される事の多かった子供時代を思いだし、羨ましくなった。だからぼくは今、みんなを肯定したいと思っている。たくさん肯定されていましたか?今、まわりの人をたくさん肯定してるかな?



この、窓際のトットちゃんに出てくるステキな言葉を知ってほしい。フワちゃんも、徹子の部屋でこの本とこの言葉に救われたと話していました。



小林氏の教育方針もステキだ。

「どんな子も、生まれたときには、いい性質を持っている。それが大きくなる間に、いろいろな、まわりの環境とか、大人たちの影響で、スポイルされてしまう。だから、早く、この『いい性質』を見つけて、それをのばしていき、個性のある人間にしていこう」なんてステキなんだろう。

窓際のトットちゃん


続編はこちら



ぼくは大阪でダイビングショップをしています。ハンディのない方の方が多いけど、日本に数店しかない、障害のある方もダイビング講習が出来る店です。最近も講習をしました。きちんと教えたら出来ましたが、多くの店で断られ続けて僕の店にたどり着いてくれました。

まだまだバリアはこの世の中に沢山あります。そのバリア、とっぱらいたい。みんな、なりたくてハンディを持っている訳ではない。自分も明るい未来作る。好きな事や、ワクワクする事を経験できる店としてこれからも頑張ります。
病院で海の写真を展示するホスピタルアート活動をしています。その小説も書きました。

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