＃42 ～賢すぎる子供は哀しい💦～

ギフティッドの特徴、非同期発達。

我が子も成長に凸凹があり、言語理解の早い子供でした。

ここで問題です！

私がBABYだった我が子の「成長エピソード」を母に話した時、

母からはどんな反応が返ってきたでしょうか？

「賢すぎる子供は哀しいものよ」。。。。チーン！

「成長の喜びを分かち合いたかっただけなのに、それは無いんじゃない？」

私にとって、それはあまりに予想外の反応でした。

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そんな私が「母の言葉の意味」を理解できるようになったのは、

我が子がギフティッドチャイルドとわかり、

日本には浮きこぼれの子供を育てるシステムが無く、

思いもよらない理不尽な経験をすることが多いことを知ってから。

・子供で居ることが難しい

・居場所作りが難しい、周囲と話が合わない孤独

・まだ見えなくて良いことが見え、わからなくて良いことがわかってしまう

・周りに一方的に気持ちを配るだけになりがち

確かに「賢い子供は哀しい💦」

母は経験からすでにそのことを知っていたのです。

この気づき以降、私にはそれまで見えなかったものが見えるようになりました。

・自分が学校生活をそこそこ楽しめ、それほど苦労せずに済んだのは、母が私の特性を理解した小学校選びをしてくれたから

・周りと多少合わない時も生き辛さに繋がらなかったのは、一族が似たようなタイプだったから

・そして「自分が悪い」「自分の努力が足りない」と、自分を律する方向でなんとか辻褄を合わせて来たから

思い返してみれば、

幼い頃は我が子と同じく自己肯定感が低く、周囲に気を使っているところがありました。

そして最も衝撃だったのは、

何故「天才も２０才過ぎればただの人」と言われているかに気づいた時。

それは、海外とは違い日本には浮きこぼれを育てるシステムが無いため、

環境や運に恵まれた子供以外は潰れてしまう可能性が高いから。

このことに気付いた時、

これまでに「どれほどの子供たちの才能が見逃されてきたのか」と心が痛みました。

幼少期に好奇心を失ったり、疲弊して燃え尽きてしまった子供たち.....

正しくはこうかもしれません。

「天才も育つ環境が無く２０才過ぎればただの人」

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なので、今孤独と閉塞感の中にいる子供たちに伝えたい！

「あなたには素晴らしい才能がある！

もし、あなたの周りの狭い世界には理解者がいなくても、世界は広いことを忘れないで欲しい。

自分の個性を自分で認めて大切にしていこう！」

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ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。

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