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#15 ~学年相当より早く走ってはならない!?~

子供にとっての居場所

子供が健全に育つために欠かせない大切な場所。

しかし、子供の興味のある分野によって、見つけやすさが違うんですよね。

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「あなたは小学校1年生なのだから2年生より早く走ってはならない!」

スポーツや芸術の分野では、この様なことは言われないのではと思いますが、何故かアカデミックの分野では良く起こる出来事。

そのため、意外と居場所作りが難しいのがアカデミックの分野でした。

単発的なイベントを繋いだりと工夫しましたが、この分野は年齢別に分けられることが多いため、継続的な居場所がなかったのです。

 現在は良いフリースクールや、プログラミングスクール、支援プログラムも出てきて、10年前とは状況が違っていているので、情報だけは集めておくことをオススメします。

プログラムによっては「才能がわかりやすく出ている子供」でないと参加が難しい狭き門もありますが、挑戦してみる価値はあると思います。

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反対に、スポーツ、芸術、囲碁将棋などはどうでしょう。

年齢で分けられていない場合が多いコミュニティは、脳内年齢が同学年と合わないギフティッドチャイルドも、楽しめる可能性が高いです。

特に、囲碁将棋など「子供から年配者まで幅広く参加している場所」は、「何かに情熱を傾けている大人の姿」を見せることがとても大切なギフティッドチャイルドにとって、良い機会になるかもしれません。

運良く「本人が目指す姿の先輩やメンター」に出会えたら最高ですね。

ただ、我が子は全く興味を示さなかったので💦子供にもよります。

子供の興味や才能がどの分野に出るかはわからないのが難しいところ。

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思い出しましたが、我が子は6歳の時にあきらめたことが。

当時、社会問題に興味があったので、ボランティアに応募したのですが、「参加後にお菓子を配るから」と、アレルギーと年齢を理由に断られてしましました。

社会の役に立ちたいと考えている子供が断られて、お菓子を楽しみに参加する子供が選ばれる......???

その後、我が子は他のボランティアに長く参加することとなり、今では遠い記憶ですが、もやもやしたことは覚えています。

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ギフティッドチャイルドは、興味が対象年齢より早いことがあるので、年齢制限で諦めないとならない場面も多いです。

子供が無力感を持たないよう、少しでもチャレンジ出来るよう、保護者はアンテナを高くして「子供にとって必要な情報」を持っておくことが重要です。

子供が困っているとき、情報を欲しがっているとき、それがセーフティネットとなるでしょう!

子供は誰でも天才!

子供の持って居る好奇心、活き活きとしたエネルギーが失われないよう、居場所を見つけて行きたいですね!


読んでいただきありがとうございます。
ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。

#9 ~私たちのシェルパ🗻~

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