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劣勢な時に意識すべきこと

みなさんこんにちは!
「全ての人が自信に満ち溢れている世界を創る」をビジョンにスポーツメンタルコーチを目指すよしです

今回は
「劣勢な時に意識すべきこと」
というテーマでお話ししていきます

みなさんは
「試合で負けている時にどのようなことを意識すれば良いかわからない」
「劣勢な時に焦ってしまってさらに点差が開いてしまう」
このように悩んだことってありますよね?

劣勢であればあるほどどんどん悪い流れになってしまうことが多いという人もたくさんいるのではないでしょうか

私もバスケットボールをしていて劣勢な状況になったことは何度もありますが
その状況を打破できたことはおそらく数回しかないと思います

劣勢の時ってどうしても
「逆転しなければならない」
「得点しなければならない」
というような感情になってしまって焦ることが多いんですよね

そして焦ってしまったことでミスをしてさらに点差が開いてしまう

このような状況になってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか

では劣勢の時にどんなことを意識すれば良いかというと

「粘り強く戦う」
「あきらめない」

これを意識することが大切です

「そんなことわかってるよ!」というような声が聞こえてきそうですが(笑)

しかし実際、試合中にこれを意識し続けることは難しく
残り時間が短くなればなるほど
「あ、もう無理かもしれない」
「ほぼ負け確定だな…」
と心のどこかで思っていることってあると思います

私も現役時代は思いたくなくても上記のようなことを薄々感じていました

このような劣勢の時に
粘り強く戦える、あきらめない姿勢を出し続けられる人っていうのはほとんどいないのではないでしょうか


例えば、2015年にイングランドで開催されたラグビーW杯で日本は格上相手の南アフリカに逆転勝ちをしたという歴史的勝利を飾っていて
ブライトンの奇跡と称されるほど大きなニュースになりました
(下記の動画参照)
私はこの動画を観るたびに涙が出そうになります

南アフリカはラグビー大国で世界ランキングも常に上位にいるような強いチームです

そのようなチームに日本は勝利したんですね
普通であれば勝つことが難しいと言われているチームに勝つことができたのは「最後まであきらめない姿勢」を出し続けられたからです

日本は
残り時間が少ない、相手にボールを取られたり反則を犯してしまったりしたら負けが確定するという中で
攻めの姿勢を辞めませんでした

ラグビーは相手が反則を犯したらキックで確実に得点を狙うかトライで得点を狙うかを選択することができます

キックで得点すれば同点、トライをすることができれば逆転という中で日本代表チームはトライを狙うことを選択しました
そして最後の最後で日本は南アフリカ相手にトライを決めることができて逆転勝利を飾ることができたんです

これは劣勢の中で選手や監督、応援してくれる観客の全員が諦めなかった結果だと考えています

試合の終盤で両チームの選手が疲弊している中でこのような結果につながるのは普段からきついトレーニングをしてきたからですし
粘り強くあきらめない姿勢というメンタル面のトレーニングも行ってきたからなんですね


これは劣勢の時に上手くいった例のひとつですが
「あきらめない、粘り強さ」と関連して大切なことがもうひとつあります

それは「攻撃ではなく守りで流れを変えること」です

私はバスケットボールをしてきたのでバスケットボールの試合で例えると

負けている時にオフェンスで流れを変えようとするとシュートが入らなくなり
かえって点差を離されてしまうことが多かったんですね

しかし、オフェンスではなくディフェンスで流れを変えようと思って必死に守ると流れが変わって逆転できることが多いと感じます

流れが悪い時はどうしてもシュートが入りにくくなると思いますが
ディフェンスを強固にすることでこちらのシュートが入らなくとも相手のシュートも入らなくなるので点差が開くことはあまりないんですね

そうすることで悪かった流れをこちら側に持ってくることができる可能性が高くなるということなんですね

これはバスケットボールに限らず、様々なスポーツでも言えることだと思います

例えば、野球で負けている状況の時に守備でいいプレーをすることができたら
味方の気持ちも前向きになることが多いですよね?

そしてそのプレーのおかげで選手全員の士気が上がり
逆転勝ちするということはよくあるのではないでしょうか

このように攻撃で流れを変えようとするのではなく
守備で流れを変えるように意識すると逆転できる確率が上がるのではないかと私は思っています

また、劣勢な状況の時に意識を変えることも大切で
9回裏2アウトランナーなし、1点差で負けている状況で
あなたに打席が回ってきたとします

その時に、「アウトになったら終わりだ」「ヒットを打てなかったら自分の責任だ」などを考えていたら打てる確率はかなり落ちてしまうと思います

そうではなく
「打ちたい」「ホームランを打てばヒーローになれる」ということを考えるだけで打てる確率が高まるのではないかと考えています


例えば、元メジャーリーガーのイチローさんは2009年のWBC決勝で勝負を決定づけるタイムリーを放ち、優勝に貢献しました

それまでの試合ではなかなかヒットが打てず、悔しい思いをしていたというイチローさんですが
決勝タイムリーを放つ打席に入る前にこのようなことを考えていたといいます

「自分なら打てる」「自分に勝負してくれればなんとかなる」

このような考え方は普段から意識していないとできないことではないかと思います

つまり、劣勢な時に「もう無理だ」「逆転は無理だ」などネガティブな感情を抱くのではなく
「自分ならできる」「あきらめなければまだ可能性はある」というポジティブな感情を抱くことが大切なんですね

ですから、劣勢な状況の時にどうしてもネガティブな感情を抱いてしまうという人は普段の練習からポジティブな感情を意識するようにしましょう

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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