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クイズの哲学を共有_その①

[前回の話題クイズ]

今日(2020年6月26日)に関東地方の南の空に見えた、虹色をなす薄雲を天気用語で何アークという?

<正解>環水平アーク

[昨日購入した雑誌が…]

昨日紹介したファンタジーアニメのブルーレイが日本で購入可能であることを執筆中に知り、購入を決めた。

また雑誌「詩と批評 ユリイカ 2020 7月号」で「クイズの世界」が特集されており、ついでに購入。確か夕方の16時過ぎ。


そして今日。午前10:00~11:00に食料品などの購入を済まして郵便箱を確認。

すると購入した雑誌が中に!「早っ」。整理してから読もう!

ちなみにブルーレイは明日入荷予定。

[現在読んでいます]

早速雑誌を手にして読書開始。

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執筆段階ながら、今も読書中。

その中の一つ・伊沢拓司が執筆した『クイズの持つ「暴力性」と、その超克』に感心した。

その一部を紹介しよう。

[クイズに対する心の壁を小さくするには…]

クイズに対して、読者はどんな印象を抱いているのか?

TVクイズ番組・YouTubeでのクイズ企画・みんはや・オンライン大会・オープン大会などなど。。。

昨今参加する人々が多くなってきている一方、見るだけでいいだったりクイズに対して懐疑的な人もいるだろう。

クイズ好きな僕も、この課題について悩んでいるのが正直な意見だ。

なぜクイズを避けてしまうのか。伊沢拓司曰く『クイズが「暴力性」を持つから』。

その暴力性とは、何か。そもそもクイズは「正解と不正解、勝ちと負けが明確なエンターテイメント」で、「日常生活と強く結びついている」コンテンツだ。問いに対する答えの知無知は人生の経験値や教養教育と関連が深いように見え、「誤答により人生を否定されるような気持ち」にさせてしまう。

また学歴主義・正解至上主義の考え方の影響も否めない。。。そのため「クイズは正解しないといけない、正解しない人間は劣っている」と抱いてしまうだろう。。

この性質はクイズであるがゆえに取り除くことは不可避だ。

このことに対して伊沢が提案しているのは以下の事柄を共有してほしいとのこと。


①クイズの世界は多種多様で、クイズは知識を使って楽しむゲームだ。

②クイズ文化は、過去の出題などにより形成された暗黙的な「データベース」を持つ。

③クイズ文化に特異な「出題者・作問者」の存在、さらにそのポジションが相互のギブアンドテイクで成立している。

④そのギブアンドテイクによりデータベースが常に更新され、またデータベースを超えることも可能である。


①~④を共有することで、クイズの持つ暴力性を超克するきっかけになってくれることを伊沢含めクイズに関わった多数の人たちは望んでいる。

自称・鎌倉クイズクリエイターの僕もこれに賛同する。

多くの大衆が「ボクシング」に対して「野蛮な殴り合い」と見ずに「規定のもとで殴っていることを理解している」ごとく、「クイズ」に対しても同じ思いで参加あるいは見守ってほしい!

<p74-p84を一部引用>

クイズの哲学を共有_その②に続く…

[今日の話題クイズ]

2018年10月31日にブラジルで観測されたあるものが、観測史上最長のものと認定されました。WMO(世界気象機関)が認定したそのあるものとは?

正解は次回の記事で!

明日は今日の続編を執筆します!

次回をお楽しみに😎😎😎


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