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あなたの肌の記憶


あなたのことを 思うとき

一番はじめに

思い浮かべるのは

実は、あなたの顔じゃない・・・


服を 脱ぎ

ベッドで 抱きしめられる

その時の


あなたの 

胸のあたりの

肌の 温度と


なめらかで

しっとりとした 肌。


なぜだろう。


あなたの肌の記憶だけは、

いつも鮮明に 思い出せる。


肌が 磁石みたいに

ぴったりと 吸い寄せられる。


凸凹が

隙間なく

密着する。



こんな感覚 はじめて。


はだかで ただ 抱き合うだけで

こんなにも

肌が合うとは、

こういうことなのか。


わたしの 全身の細胞たちが

あなたを 求めてやまない。


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