どうすれば「悩む」ことがなくなるか
皆さん、悩んだことってありますよね?
人生、生きていれば必ず悩むことってあると思います。
私も現に色々なことで悩んできました。
可愛い服を着れるようになりたい。
綺麗なお部屋に住みたい。
将来に役立つキャリアを積みたい。
そんな自分の理想を阻む問題に対し、どう対応すればいいか分からない。
「悩み」とは突き詰めれば、『問題に対し、どう対処していけばいいか分からない』状況だと思います。
新型コロナウィルスにより、将来への不安が増し、「悩み」を抱える人が増えていると思います。
そんな中、
「悩んだことは無い」
と言った人がいました。
そんなことが可能なのか?
可能なのだとすると、どうすればいいのか。
その方法を教えてもらうと、悩みを解消するための質問が2つあるということを教えてもらいました。
その2つの質問と、その答えによる対処を本記事ではお伝えしたいと思います。
その悩みは重要なことなのか?
この質問で自分の悩みが重要なのかどうか悩んだ人は、実はその悩み
そんな大したことじゃないのかもしれません。
なぜならば、本当に重要であれば即答できるはずです。ですが、重要か重要でないか悩んでいる時点で重要ではない可能性が高いです。
重要と判断した場合、2つ目の質問に移ります。
その悩みは自分で解決できるものなのか?
重要であれば、次にその悩みは「自分で解決できる可能性があるものなのか」自問します。
もしも自己解決できる可能性があるのならば、自身で「解決策」を考えればいいのですから、悩む必要はありません。
もしも、ここで「できない」と判断した場合、その「悩み」に対し、自分に出来ることは無いので悩む必要はありません。
もう少し具体的な例を交えてご説明します。
ある人が20代170㎝の男性で「バスケでダンクを決めたい」と思っていたとします。
それがバスケに情熱を注ぎ、試合で活躍したいと強く思っている貴方にとって重要な問題であり、どうにかしたいと悩んでいます。
最初の質問で「重要だ!」と即答した彼。
ですが「バスケでダンクを決める」問題は彼に解決できる問題なのでしょうか?
もしもその男性が190㎝の長身男性であれば、跳躍力を鍛えればなんとかダンクできるかもしれません。
でも、彼は成長期を終えた20代男性で身長は170㎝。
「バスケでダンクを決める」というのは、残念ながら彼がどう頑張っても解決できない問題です。
そのため「バスケでダンクを決める」ことは出来ないと、悩む必要は無くなります。
ですが、落胆する必要はありません。
バスケで点数を稼ぐために170㎝の彼に何が出来るか、別の方法を考えればよいのですから。
人の価値観によって重要度と出来ることは違う
以上2つの質問をすることで、「悩み」が
・ 解決するべき重要なことなのか
・ 自身の力でどうにか出来ることなのか
と判別することで、「悩み」への対処を明らかにすることが出来ます。
ここでポイントは、「悩み」に対する重要度や対処できる範囲は人によって違うという事です。
その悩みを解決するのが重要かどうか、人によって異なります。
ある人にとって「このスキニージーンズをかっこよく着れること」が重要と考えていても、別の人にとっては「いや、別に着れなくてもいい」と、さして重要ではないように。
自身の生まれ持った骨格、今までの経験、年齢、未婚か既婚か、子供がいるかなど、人によって取れる行動の制約条件は変わります。
なので、自身の持てる行動と選択肢によって「自身で解決できるか、できないか」変わってきます。
だから、人と比較したり、他の人の考えや行動を参考にし、自分もそれを実践するのは中々難しいのです。
だって、貴方と「全く同じ」条件や価値観を持った人は、いないのですから。
悩んでしまったり、不安に感じてしまった時など、「問題」に直面してしまった時、今回紹介した問いをしてみてください。
「悩む」のはとても息苦しく、もがけばもがくほど溺れてしまう底なし沼のようです。
「悩む」ためにエネルギーを使ってしまうのは、本当に勿体ないことだと思います。
どうか、自分自身を「悩み」から解放し、その悩みに使っていたエネルギーを「問題を解決し、よりよい人生を歩むため」のエネルギーに使ってあげてください。
2つの質問が、あなたの幸せを少しでも後押し出来れば幸いです。
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