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ゴキブリが出た

2024年6月12日 晴れ

昨夜、洗面所から妻の悲鳴。

「Gが出た、、」

なんだよ、ジーって。

思えば、ゴキブリを見たのは、この家に越してきてから初めてのこと。

ゴキブリはおろか、虫全般が苦手な私。

以前の私なら、ゴキブリに憎悪を感じるところだが、最近の私は、自然を慈しむ心を得た(はず)。

今なら、自然の一部であるゴキブリへも愛を持って接することができるか。

若干ワクワクしながら現場へ。

が、相対したそれは、結局、我が家の中において異物で、憎悪の対象としか感じられなかった。

なんと、さもしい心。

結局はまだまだその程度。私は、傲慢な私のままだ。何もかわっちゃいない‥。

昨晩、私が、Gと格闘していた頃、子どもたちは既に寝ていた。

ので、子どもたちには、今朝、ゴキブリが出たことを伝える。

思えば、長女が産まれるタイミングで引越したから、おそらく子どもたちは、ゴキブリを見たことがないんじゃないか?

次女は確かにピンと来てなさそうだが、長女は、学校で見たことがあると言う。

御多分に洩れず、やだーって反応をするので、なぜ、嫌なのかを考えたい。

一見すると、カブトムシと一緒じゃないか。なぜ、カブトムシはよくて、ゴキブリは嫌なんだ。

長女が、カサカサ早く動くからじゃない?と言う。

うーん、確かに。あのスピード感にゾッとするのかもしれない。

カブトムシは、蜜吸ってるだけじゃん?と、長女。

確かにである。

では、どうしたら、ゴキブリを好きになれるか?を考えたい。

長女は、あの黒い身体に、顔描けばいいんじゃない?と言った。

ああ、なるほど。そうかもしれない。

ゴキブリのボディに、白いペンでかわいい顔を描けば、愛せるのかもしれない。

あるいは、長女が学校で育てている蚕に思いを馳せる。

親と同じく、そんなに虫が好きではない長女が、育てている蚕を、可愛いと思うようになったのと同じように、ゴキブリも飼えば好きになるのか。

うーん、それは飼ってみないとわからない。

という結論になったが、まあ、きっと飼うことはないだろう。

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