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ハードに寄り添ってみた

2023年5月15日 雨

昨夜、子どもたちが泣いていた。次女は、保育園でのお散歩が嫌だから、保育園に行きたくない、長女は、明日、公立の学童に行っても仲良しのお友達がいないから嫌だ、と。

姉妹をベッドに連れて行って、明日に備えて早々と3人で寝ようとしたが、電気を暗くしてしばらくすると、姉妹はリビングにいるママの元へ行ってしまったので、私は、一人暗い寝室から、そんな話を盗み聞きしていた。

妻は、わかるよわかるよと話を聞いていて、最初のうちはそれでいいと思っていたんだけど、どうもシクシクと泣いている時間が長い。繰り返される姉妹からのネガティブな発信を受け入れるには、もう十分な時間を費やしたと思う。

大した悩みではないし、そろそろ前を向いた話をしようよ。

次女は寝室に来てスッと寝たが、長女は、なお、シクシクと泣いているので、少し厳しい言葉をかけた。もうこれ以上泣いていても意味がない。

明日、学童に友達がいないなら、学童に行かずに一人で帰ることもできる。一人で帰るのに不安があるのはわかるけど、チャレンジしてみるのもよい。あるいは、学童にて新たな友達を作るのもよいし、先生とお話するのも楽しそう。

図書コーナーは?と聞くと、漫画は全部読んだというので、そんなことある?と思って聞くと、興味がある漫画はもう全部読んだという。じゃ興味ないものも手を出してみればいいし、そもそも漫画以外にもたくさん本があるでしょう。

ふりがながふってない本も多いというから、じゃ、漢字を読めるようになったら、もっとたくさんの本を読めるようになる。って、こんな話が、いまナイーブになっている長女にとって厳しいかもしれないことは、十分に理解しているつもり。

でもなんか、寄り添うってことは、わかるよわかるよ、君はそのままでいいんだよって言うだけじゃないとは思う(って、そりゃそうか)。特に、今回の二人の悩みは、大した悩みとは思えないから。

ま、この土日はよくお出かけもしたし、休みが恋しくなる気持ちはわかるし、ちょっと疲れもあるのか?子どもにそんな疲れはあるのか?と、疑問だけど。

まあ、今日はそんな日ということだけど、また一つ小さな壁を乗り越えていこうよ、子どもたち。いちおう、昨夜厳しい言葉をかけて、申し訳ない気持ちもあったので、長女の出発時、「君ならできるよ」と、抱きしめてお別れした。

子育ては、難しい。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。