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あの時のイヤイヤの真意【2023年2月21日(火)】

2023年2月21日 晴れ

今朝、どんな話の流れだったか、登校・登園時間の違いの話になり、長女が、「今は、こんなに早くお家を出てるのに、保育園に行ってた頃は、よく遅刻してたよね」と言った。

ああ、たった一年前の話なのに、なんだかすごく懐かしく感じられて、朝から感慨に浸る。

「たしかに二人が保育園に行ってたころは、なぜか時間なかったよねぇ。いつも急げーって感じだったねぇ。パパがよく覚えているのは、次女が、着替えるのをすごく嫌がった日のことだなぁ。覚えてる?」

次女は「?」って感じで、長女は「ちょっと覚えてる」と言う。

調べると、2021年11月19日の日記だった。
まだ、この日記を始めて、1ヶ月くらいの頃だ。

私は、この時のことを今でも鮮明に覚えている。

その日の朝、次女がパジャマから着替えることをとにかく嫌がるので、なかなか出発できないんだけど、時間は待ってくれないので、こちらも徐々にイライラしてきてしまう、あれ。

もしかしたら、着替えではなくても、ご飯を食べないとか、歯ブラシをしないとかで、朝時間で、同じような場面に遭遇しているご家庭は、少なくないんじゃないでしょうか?

改めて振り返ってみると、結局その時は、あんまり着替えるのを嫌がるので、もうパジャマのまま行こうとなったんだけど、靴も履こうとしないので、こちらもやけくそになって、もうなんでもいいけど、抱っこはしないよ?とだけお約束して、パジャマ&裸足で、出発したんだった。

その時、長女は、ずっと大泣きしている次女のことを気遣ってくれて、私に、このままじゃ次女がかわいそうだよというメッセージを送ってくれていた。もちろん私もどうしようかと悩んでいたんだけど、パジャマ&裸足で家を出て、泣きながらエレベーターを待っている次女に、<うんと言ってくれぇ>と願いを込めて、「戻って着替えれる?」と聞くと、うなずいてくれたんだった。

今朝、その時のことを振り返りながら、いま考えてもどう対応するのがベストだったのかわからないなぁと、子どもらに話すと、長女が「◯◯(次女)は、着替えるのが嫌だったんじゃなくて、家にいたかっただけなんじゃないかな?」と言って、ハッとした。

続けて、「あの時は、なんて言ったらいいかわからなかったから泣いてたけど、今は言葉がわかるから、よく保育園お休みがいいって言ってるもんね」と。

おお、ぐうの音も出ない。

すると、次女も「お家がいいから休みじゃなきゃ嫌だって言いたかったんだよ」って(次女は、さっき、その時のこと覚えてなさそうな感じだったじゃん)。

そうだったのかぁ。
その時は、視野が狭くなっていたので、てっきり着替えを嫌がってるのだとばっかり思ってしまっていた。

保育園に行きたくない気持ちを汲んであげられていれば、かける言葉も変わっただろうし、次女の心も落ち着いていたのかもしれない。

そう思って一年前の記事を読むと、なんとイケてない声がけをしていたのかと反省しきり。

一年の時を経て、長女に正解を教えてもらった気がしたので、もしいま同様のお悩みを抱えている方がいらしたら、何かの参考になれば幸いです。

4歳(年少組)になった次女は、いまでは、遅刻とは無縁かつ、自分で洋服を選び、ファッションを楽しむまでに成長しました(今日も半ズボンです)。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。