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サンタクロースって本当にいるの?

2023年11月25日 曇り

先日、唐突に、長女が言った。

「あのさぁ、クリスマスプレゼントって、パパがこっそり用意してるんじゃないの?」

現在、長女は、2年生。
もうサンタクロースの存在を疑う年頃か。

「なんでそう思った?」

「マンションの5階に住んでる男の子が、窓の鍵も閉めてるのに、なんでサンタクロースが入って来れるのか疑問に思ったって、本に書いてあって、◯◯(長女)も疑問に思ったんだよね」

まぁ、そりゃそうだよねぇ。
普通に考えたら、あり得ない話だから、無理もない。

さて、とはいえ、次女・年中は、まだサンタクロースを盲信しているし、私自身もこのクリスマスの風習は嫌じゃないし、もう少し楽しみたいと思う。

どう伝えようかと悩んだときに、一冊の絵本を思い出す。

長女がまだ小さい頃、どこかの書店で、その装丁に惹かれて購入したんだけど、まだ読み聞かせるには早いかと思って、棚に置いたままになっていた絵本『ひゃくおくまんのサンタクロース』。

むかしむかし、サンタクロースは、子どもたちにプレゼントを配るためにひとりでがんばっていました。時が経ち、子どもの数も増え、ひとりでは出来なくなったサンタクロースは神さまにお願いをして…。「サンタクロースって本当にいるの?」と聞かれて困ったときに、読んでほしい一冊。2014年、フィンランド ビューティフルブック賞受賞。

アノニマ・スタジオ

ついに、日の目を見る時が来た。
お待たせ『ひゃくおくまんのサンタクロース』。

姉妹は、夢中になって、お話を聞いていた。
絵もとても素敵なんだ。

ネタバレになってしまってはつまらないから紹介が難しいけど、〈目には見えないけど、サンタクロースはいる〉という結論に、長女は「え?本当に?」と言った。

「どうなんでしょ?」

「え?そうなの?」

って長女は、なんとも言えない笑みを浮かべて、遠くを見ていた。

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