焦らない

こんばんは。乳がん闘病中のまいです。

今日は１日、こう自分に言い聞かせてました。

「焦らない」

今日は、本当だったら4月から担当するはずだった授業の成果発表会を見てきたんです。

去年の今頃採用試験を受けて受かり、

10月～1月まで研修に通い、

同僚と4月に非常勤講師としてデビューする予定でした。

乳がんだと分かった時、まずこの仕事を受けられるのかどうか悩み、学生に迷惑をかけられないと思い、最終的に今期の授業を受け持つことは諦めました。

上司の先生が、「待ってるよ」と言ってくれた言葉がどれほど励みになったことか。

気を遣って、授業がどんな風に展開しているのかとか、連絡もなく、黙々とお二人で新しい環境(zoomでのオンライン授業)に対応すべく奮闘されてらっしゃったのだと、よく分かりました。今日の成果発表会の様子を見て。

3月まではどんな授業の展開になるのか同じようにドキドキしていた同僚は、怒濤の3ヶ月をくぐり抜け、落ち着きを醸し出していました。

私が抜けた穴は彼が埋めてくれて。

この3ヶ月、どれだけ大変だったろうと苦労がしのばれます。

この授業は通年なので。

私が秋期からクラスを受け持つと彼の学生を引き継ぐことになる。

それは、違うんだ、このクラスは。

知識を教えるクラスじゃなくて、社会で闘える人を育てるクラスやから。

上司の先生も、来期はzoomでまず参加してみて、様子を見てみようか、と。実際に授業を受け持つのは来年の春から。

無理はしなくていいってこともあると思うんやけど。

焦るな、ちゅうことよな。

この仕事は逃げないし、

私は待ってもらえている。

それでも、3ヶ月前とは別人のような発言をする、成長した同僚を見ると。

彼がどれほど苦しんだかもよく分かるし、その結果やと言うこともよく分かる。

けど。

焦るやろ。

今日は初めて片道1時間半の移動とその後の長丁場のスケジュール。

ひっさしぶりに2時間半がっつし集中して疲れた。

体力の戻りはこれからやなと痛感したし。

文字読むとか作業とか長い時間にはまだ耐えられんと思う(上手に姿勢保持できんで肩疲れてくる)。クーラーの効いた空間、つらいし。

それでも。

焦らない

そう自分に言い聞かせておかんと。

焦って焦って、無茶しそう。

焦らない