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普通という先入観

うちの両親は変わり者。
私の夫も変わり者。

私も普通じゃない。とよく言われる。

わたしからしたら私は普通で、夫もけっこう変だけど(笑)割と普通の人、と自分の基準では思う。
あの人は普通じゃないから、とか、変わってるからと言う、その人もきっと普通ではなくて。普通なんてこの世には存在しないんだ。
それは単なるその人の経験からの決め付け。
私は、成績も順位もだいたいいつも真ん中だった。頭がいいわけでも悪いわけでもない。
勉強は好きではなかったけど、集中した時の時間は好きだった。
机に向かう勉強より人や周囲の観察が好きだった。
そういえば親には一度も勉強しなさい。と言われたことなかったな。というか、ほぼ干渉されてなかった。両親ともに仕事が忙しすぎて家のことは二の次。学校行事にも来てなかったような。私が何日も帰らなくても連絡なかったり。今でいうネグレストだったのかもしれない。でもそれは私にとったら、当時は寂しかったけれど、時間を好きなように過ごせて、好きなことに集中でき、自分の空想の世界を描いたり、自分を見つめることができたいい時間だったと大人になり思う。
そして自立心も強く育った。

普通じゃない両親と環境の中で育った私は、
その中で自分を見つけて、自分らしく育っている。それに対して両親には感謝している。
(けど両親にはもっと楽に身軽に生きてほしいけど)
どんな環境に育っても、それを自分のものにしてしまえばいい。
辛い環境にいた分だけ、強くなれる。
苦しんだ分だけ、根は深くなりブレなくなる。
悩んだぶんだけ、優しくなれ、自分を知れる。

普通じゃないと言われていても、それはその人のフィルターで見てるだけの、先入観。

周りにどう言われようと思われようと、そんなのどうだっていい。
普通なんてない。
自分が心地よいこと、喜ぶことをする。
辛いと思うのも、楽しい、幸せと感じるのも、自分から湧き出ていくもの。

もし今苦しいと感じているなら、それをひっくり変えせるだけのエネルギーは意外と少なくて済むよ。
そんな苦しみも全て受け入れて感謝したときに、ひょいって簡単に世界は変えられる。

普通なんてないから、あなたはあなたの普通を生きればいい。
呼吸を感じて生きてみよう。
涙が出るくらい世界は美しいから。


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