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気づき帖2(160920~)

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日々の生活の気づきの備忘録その2。
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2017年3月の記事一覧

話が合う人、ってどういうことか。

話が合う人、ってどういうことか。

箭内道彦さんがいつぞやのセミナーで言っていたことで、ものすごく納得した言葉があって。厳密ではないけど、大体こんなことで。

一流のとんかつ屋と話が合うのって、三流のとんかつ屋じゃない。
一流のフレンチシェフだと思うんだよね。

どこからモノを見ているかよりも、どこを見ているかのほうが大事。
やっていることが一緒であることより、志のレベルが大事。
ほんとそうだなと思って。

だから、「〇〇業界懇

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「考える」のが嫌い

「考える」のが嫌い

中学生の時、数学の夏休みの宿題で「数学にまつわる本を一冊読んでこい」というものが出た。数学っていったら文字の世界ではなく数字の世界だと思っていた当時の自分を振り返ると、そこであえて文字の世界からの視座を与えようっていう宿題のセンスもイケてると思うけど、そのときたまたま選んだ、数学者/大道芸人のピーター・フランクルの本(もはやタイトルも思い出せない…)の中に、いまだにたまに思い出すことが書いてあって

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自分の中に絶対評価のものさしを。

自分の中に絶対評価のものさしを。

自分でもよくやることなのですが、
「ひとつのものを肯定したり賞賛したりするために、
他のものを並列的に例にひいて、そちらを否定する」ということが
ぼくが言っている「消費のクリエイティブ」を、
育ちにくくしているのではないか。

いいと思ったものを、
他と比べないで誉めるというのをやってみるというのは、
どうでしょう。

               糸井重里「インターネット的」より

これほんと自

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まずは「人間として賛同」できることを。

まずは「人間として賛同」できることを。

「〇〇社の一員としての自覚をもって」
とか言う人、たまにいるけどさ、それよりも先に

「人間としての自覚をもって」
当たり前のことを当たり前に大事にしたいなと思うよ。人間としての共感がつよいことを自覚して大事にしたい。その社員やってる年数より、人間やってる年数の方がみんな長いわけだから、みんな。

だから「〇〇社の一員としての自覚」をそもそも人間的に共感できるものにすればよいよね。それって案外

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【動詞の街歩き】オイルを”汲む”

【動詞の街歩き】オイルを”汲む”

趣味の欄に「散歩」って堂々と書ける大人になりたいです。はい。
結局歩きながら考えるのが一番、思考が進むと改めて最近思う。段々あったかくなってくるし、暇でやることがなければ、とりあえず歩こうと思う。で、やっぱり面白いのは「動詞」を探すこと。動詞で街を見ると、人を見ることになるから。新しい動詞を探せればいいなと思って、”動詞の街歩き”をしていきたいと思います。今回は「汲む」ってことで、オイル専門店が面

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「問い」の本と、「答え」の本

「問い」の本と、「答え」の本

去年、自分でビジネス書を書いてて、その時、「売れるビジネス書とはなんぞや」とグルグルと考えたんですね。あ、違う、正確にいうと、「売れるビジネス書についてはそんなに難しくなくて、その”お作法”を守ることと、自分の伝えたいことの矜持を譲らずに両立すること」をグルグル考えたんだった。

売れるビジネス書の基本原則は、「買っただけで満足できる本」ということ。積読にされてもいいというくらいの発想で、タイトル

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失敗との向き合い方

失敗との向き合い方

「失敗しても知りません」は無責任
「失敗しません」はちょっと嘘
「失敗するかもしれませんが、一緒に背負います」がパートナー。

そうありたいと、クライアントさんには思います。相手にもそう思ってもらえたらうれしいけど。だからやっぱ、「私失敗しないので」なんていうドラマには全然共感しないんだけどねえ。どうなんでしょ。

同コン、始めてみました。

同コン、始めてみました。

いろいろ一緒にやらせてもらってるゆるスポの澤田さんと、「お互いおもろい知人を紹介しあおう!」の会を先月やってみて、これが素晴らしくよかった。はからずもお互い連れてきたのは野郎ばかり、そして図らずも3on3的に向かい合って座るタイプの店の席。「合コンじゃんかこれ!」と言いながら、そのあとはゲスな話からものすごく本質的で目鱗な話まで、ケミストリーしました。やっぱり人と人をつなげていくとそれだけでいろい

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なぜロクシタンの広告には、モデルが出てこないのか

なぜロクシタンの広告には、モデルが出てこないのか

そういえば広告会社の人間だったので、たまには広告っぽい観点の話を書いてみます。(現業ではまじで広告作ってないんですがw)

表題の件、ロクシタンの中では明確にルール化されていて、絶対に女優とかモデルとかが広告に出てこない。化粧品業界の常とう手段と照らしてもこれは超異例の戦法。なぜか?それは安易にモデルだすと、人によっては「あーこれは私向けのブランドじゃないわ」と感じて、お客様の幅を狭めちゃうから。

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映画化されると思って生きろ!

映画化されると思って生きろ!

こないだ友達になった外所一石さんがやってる「しっぱいおっぱい」というネットラジオがコンセプト勝ちしててずるいです。

「しっぱいおっぱい」
第1回 なぜしっぱいが怖いのか?

・しっぱいもおっぱいも、成功するためには絶対に必要だ
・でもしっぱいはみんな恐れてしまう。
 おっぱいは恥ずかしいんだけどめちゃめちゃ愛している
・だからすべてのしっぱいを、おっぱいに変えてやろう

っていう、天才ですか

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