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短編

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書いた短編をまとめていきます。
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#日記

station

station

鳩が座ったまま死んでいた。
首を丁寧に折りたたんで、
何色とも言えない羽根に押し沈めていた。
そこにだけ朝日が当たって、
辺りの寒々しい空気を溶かしていた。

美しい生の終わりを見た。
真っ白な空に
今にも飛び出しそうだった。

その隣には
シュレッダー済みの紙が詰められた袋が
何十と山になって積み上げられている。
さっきまで重要の判を押されていた紙が、
裁断されてゴミとなっていく、あのさま。

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アブラザメの夢

アブラザメの夢

アブラザメの夢を見た。

港の近くの道路を歩いていたら、黒くて大きい何かが向こうからやってきた。

真っ黒い肌で、目は明るい青色で、口が大きく開いていて、鋭い歯の隙間から白い涎のようなものを垂らしてた。
サメの形をしていた。

2tトラックぐらいの大きさで、空中2メートルくらいのところを飛んでいた。

車道の上をスーッと飛んで、車と同じように、曲がり角をゆっくり曲がってやってきた。
信号は青だった

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