maguro

妊娠19週での双子出産 天使ままの気ままなひとりごと

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妊娠19週での双子出産 天使ままの気ままなひとりごと

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わたしの経験

はじめてnoteに挑戦してみました まぐろと申します。 わたしの経験について 少しずつ 自分なりの言葉で記録していきます。 2024年2月 突然の破水により、そのまま出産 昨年11月に一卵性双子の妊娠発覚 それから順調に過ぎた6ヶ月に入る前日のこと。 気持ち悪さでごはんは食べられない 眠気に襲われて毎日21時には就寝 そんな毎日を過ごしながら 無事安定期に入って少し安心もしていた 双子出産に対応できる子供病院が隣接する総合病院へ紹介状で受診した際、 双子のリスクを散

    • 復職

      2ヶ月の産後休暇と 2ヶ月の傷病休暇を経て7月1日より仕事復帰しました。 仕事復帰の2日前に職場へ挨拶しに行きました。 どんな顔をして、どんなテンションで行くか悩みまくり、やっぱりこれまで通りの明るい自分でいることが、周りに余計な心配をさせなくて済む。が私の中での結論になり、心して向かう。 職場へ向かう途中では 普段あまり緊張しない私の心臓のばっくばく音がすごかった〜〜🫨 ハンドルを握る手が震えてました。 いざ着くと、 「まぐろさーーーん、会えてよかったぁ」 「もう来て

      • マイノリティへの感情

        気持ちはぐーらぐら。 ごめんなさいが襲ってくる時もあれば また次戻ってきてねって気持ちにもなる。 自然妊娠で一卵性双胎を授かれる確率は、 0.4% 双子の妊娠がわかった時、 こんなにも低い確率なのに授かれて嬉しい!! という気持ちになった。 後期流産したあと、 双子妊娠でどちらかまたはどちらも死産する割合は、 約5% だと知る。 またマイノリティだ。妊娠した時は嬉しかったのに、今度は嬉しくないや。 そんな低い確率なのになんで私が? 5%しかないんだよ?なんで私はダ

        • 退院の日

          どうせ病院にいてもベッドの上で安静しかないから 午後の診察で問題なかったら帰宅してもいいとのこと。 ただし、絶対安静。 夫に役所への手続き(死産届けと火葬の予約)をしてもらい、診察も問題なし。 夕方迎えにきてもらう。 夫に会えた、嬉しかった、安心した。 赤ちゃんに箱に移動してもらって 先生たちが手を合わせてくれる。 そこで あぁ、亡くなってしまったんだな。 って実感。 これまで一緒にいても我が子ってだけで 亡くなったと実感がなかったのかも。 手を合わせたことはなかった

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        わたしの経験

          翌朝のこと

          ゆっくり寝れた。6時45分頃起きた。 お腹が大きくなっていて体勢も難しく 苦しい夜が続いていたから ゆっくり眠れたことが悲しくてたまらない どうしてお腹で育てられなかったんだろう どうして。どうして。どうして。 これまでできなかったことができて悲しい 前かがみ、寝返り、ご飯食べる どうしても襲ってくる感情。 あと5ヶ月このお腹とお付き合いか〜なんて 言ってたのは贅沢だったんだ むしろ付き合わせてほしかった 双子に聞こえちゃって早く出てきてくれちゃったのかな 入院中は

          翌朝のこと

          出産当日⑤

          お昼が運ばれてきた 蓋とってみた ひとくちお魚食べてみた 涙が溢れた なんのために食べるのか これまでお腹の子を育てるために 少しでも栄養のあるものを摂取していた でもお腹にいない今、私はなんのために食事をするの??? 夫に気持ちを電話で伝えた その電話ではじめて知ったこと 2回目の破水の時、 2人同時に産まれたんだって てっきり兄は先に産まれてたかと思ってた! 弟は産まれた瞬間、 手を振るような仕草したって! 生きてたんだなって思って涙出てきちゃったって言って

          出産当日⑤

          出産当日④

          私は入院になるから その準備をするため夫は一時帰宅。 お腹がぺったんこになってしまって虚無感 10時くらいにやっと分娩台の上から個室へ移動 その時の看護師さん、 赤ちゃんかわいいねって泣いてくれたの 本当に嬉しかった お母さんって呼んでくれた 熱は37.6℃ 子宮の収縮が少し痛む 産後はトラックに轢かれたくらいの衝撃っていうけど本当だって思った 出産直後はこのまま帰れるかな、 なんて思ったけど 少しお尻上げたり横向いたりするだけでも辛い。 大きくなるお腹、狭まれる体

          出産当日④

          出産当日③

          先生に決断を告げてから体感20分くらい待った また下腹部の痛み、破水。 ここから痛みと現状に感情が追いつかず とりあえず言われるがまま。 なにが起こっているか状況が把握できずにいた。 夫の表情や 先生や看護師さんに頑張ったね、と言われる あぁ、2人とも産まれたんだなって。 これがたぶん5時半くらい 痛みと混乱と訳がわからない 胎盤を剥がすからお腹を押すと言われる、 痛くて叫ぶ。長い。 呼吸をゆっくりするように言われる 看護師さんの合わせてくれる呼吸すごく助かった

          出産当日③

          出産当日②

          救急車に乗り込み色々聞かれて答えられる 痛みはあまりない かかりつけの総合病院に向かう 足が出ているから、と夫に押さえてもらう 分娩室ですぐに内診 足が出てきてる子は心拍が見えない もう1人は心拍確認できたとのこと 先生から告げられる 「足が出てる子はもう厳しい  もう1人も自然に出てくるのを待つ」 または 「子宮の収縮を止める薬を打って  まだ心臓動いてる子を最優先に  できるだけ長く耐えられるように処置」 週数から考えると2人とも厳しい 22週以下は生存確率

          出産当日②

          出産当日①

          妊娠19週6日 夜中の3時 下腹部が痛くて目が覚めた 膀胱炎の強すぎる痛みのように感じた 痛みが強すぎてじっとしていられず 声も我慢できず叫びながら耐える 夫に起きてもらう 体感5分くらいの痛みのあと 水がブシャーーーと勢いよく大量に出た トイレの床が洪水になるくらいに 今思えば破水。 すぐに救急車を呼んでもらう。 この時は焦りの感情が1番だった これがどんなことなのか理解していなかった 破水と同時になにか柔らかいものが 出てきているのを感じた お腹が大きくて見えな

          出産当日①

          出産前日

          前の日は久々に調子が良く 定時で仕事を終わりにして 母とアカチャンホンポに買い物へ 退院着はどれがいいかな〜 やっぱり双子のベビーカーは置いてないね なんて話しながら 母が買ってくれるというので初めてベビー服を買った まだ性別がわからなかったから どちらでもいいように黄色っぽいお洋服。 全部ふたつずつ。 当時のわたしは 腹囲100センチを超えていて なにをするのにも大変だったため 母がカレーを作ってくれた。 夫と3人で食べ デザートにいちごまで食べて 21時過ぎにはベッド

          出産前日

          noteを書こうと思った理由

          【忘れたくないから】 双子がこの世に存在したことを この先一生忘れたくないから。 ここに生きた証を残したくて。 【誰かのためになりたいから】 流産した日から喪失感しかなく 生きる希望すら失っていたわたし。 そんな時に「天使ママ」というワードをXで発見 どこかに縋りたい気持ちで永遠に検索 同じような経験をされた方の投稿を見る 自分もアカウント作成してフォローをする ネガティブなツイートにもコメントで励ましてくれる どうしようもない気持ちを受け止めてくれる 私は幸いに

          noteを書こうと思った理由