マガジンのカバー画像

昆虫まとめ

10
昆虫にまつわる記事のまとめです。
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

オオキンカメムシ Eucorysses grandis

オオキンカメムシ Eucorysses grandis

昨年の写真整理シリーズ
場所は奥能登です。

さて、まずはこの樹木について。
アブラギリ。

ぼけーっと木を見ていて、葉がキリっぽいけれど何か違う。なんだろこれ?と思っていた樹木は、アブラギリという種類だった。
アブラギリの種子からとれる桐油、その油を先人は燈明や油紙製造、インク、木材の塗布剤等にして活用していた。
重要な産業のひとつとしても身近な生活の中にアブラギリの存在があった。

↑実の上に

もっとみる
ベニシジミ Lycaena phlaeas daimio

ベニシジミ Lycaena phlaeas daimio

これも昨年、2021年7月のこと。
お昼休み中に歩いていると、
おっ なんか飛んでる!
あっ とまった
激写ー。

イトススキ系の園芸植物の上に、ベニシジミ!
さらりとした草姿と、可憐な蝶がマッチしております。

というかこのイトススキ(多分)という植物好きです〜。今回調べて初めて名前を知りました。
さわさわ〜とした時の触り心地もいいですよね。

シジミチョウの仲間なので、サイズもちんまりしており

もっとみる
シロスジコガネ Polyphylla(Granida)albolineata

シロスジコガネ Polyphylla(Granida)albolineata

これまた昨年のお話。
場所は日本海沿岸地域です。

2021年7月、スーパーの灯火に、見慣れないコガネムシを発見!

かなりオーラを放っています。

初めてみる昆虫というものはいつでも胸が高鳴るものですね。
急いで、「コガネムシ 白 縞」などのキーワードで検索してみます。

これかっ

シロスジコガネ Polyphylla albolineata

触覚の先の平たくなっているところ(片状部というの

もっとみる
スナムグリヒョウタンゾウムシ Scepticus tigrinus

スナムグリヒョウタンゾウムシ Scepticus tigrinus

過去の写真整理がてら書いていきます。
故に季節感がありませんがお楽しみ下さい。

春の海に想いを馳せて〜。

2021年4月、日本海側の砂浜をうろうろしていました。

昆虫のなかには、砂浜やその一帯にしか生息していないものがいます。
海浜性昆虫などともいわれ、打ち上げられた海藻や魚の死がいなど有機物を食べていたり、
ハマヒルガオなど海浜に生える植物に産卵、幼虫がそれを食べ、大人になり、また産卵…等

もっとみる
ヒシバッタの仲間(ハネナガヒシバッタ? Euparatettix insularis)

ヒシバッタの仲間(ハネナガヒシバッタ? Euparatettix insularis)

前回ノミバッタの記事を上げましたが、
今回はヒシバッタの仲間です!

ノミバッタはノミのように小さいバッタ(コオロギの仲間という説もあってその辺はよくわかっていないらしい)でしたが、
ヒシバッタはズバリ、菱形のバッタの仲間です!

こちらは全長20mmほど。
ノミバッタと同じ、建物の裏の少しひらけたジメジメしている場所で発見しました。

地衣類などが蔓延っている場所だったため、
擬態のため隠蔽色と

もっとみる
ノミバッタ Xya japonica

ノミバッタ Xya japonica

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2021年の5月某日、
雨樋の排水口が近くにある、日当たりの悪いジメジメむしむしした地面。
しゃがんでボケーっと辺りを見回すと、小さい金属光沢を持つ虫を発見!!

あっ、これ、めっちゃ見たかった憧れの虫じゃん!!

ノミバッタ 
めっっちゃ格好いい!!!!!

大きさは6mmくらい。
小さいから、蟻の行列を眺めていた幼少期を

もっとみる