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「食育」というより「食楽」!まごめ共同保育所のおいしい毎日を紹介します

今回のテーマは「まごめの食」。
まごめ共同保育所の魅力のひとつでもあるおいしいごはん!
まごめっこだけではなく、大人たちにも大人気で、おいしいごはん食べたさに、保育参加をする親もちらほら…。

そういえば、まごめ共同保育所には食に関する行事やイベントがたくさん
西馬込・池上エリアに生えている野草を摘んで天ぷらにして食べる「野草天ぷら」、流しそうめん、焼き芋、お餅つき。公式行事以外でも、誰かのパパや職員が「魚を釣ってきたよ~」とおすそ分けをしてくれたら園児みずから捌いて、干物にしたり、みそ煮にしたり。

バランスよく組み立てられたおいしい給食はもちろん、日々の生活の中で生まれるさまざまな食に関するエピソードをご紹介します!

ごはんがおいしいって、幸せだよね~!いい顔!

【今回の語り手】
N.I.さん。小6・小4の卒園児とおおぐり(5~6歳)クラスの在園女児の3児の母。いつ誘っても来てくれるフットワークの軽さも手伝って、気づけばみんなの相談役。人の心配ばかりしてくれてありがとう。ご自愛ください。

こんにちは。毎日の気温差が激しい日々ですが、皆さん風邪などひかれていませんか?
今回のテーマは「まごめの食」。これを見た皆さんは“食育”の話かな、と思われたかもしれません。

さて、「まごめ共同保育所(以下、まごめ)では、食育ってしているのだろうか?」と考えたとき、以前、しゅうとくん(現施設長)が「まごめは、食育って感じじゃないな。言うならば“食楽”だな。」と言っていたのを思い出しました。
まさに!堅苦しいことはなしにして、「食べること」だっておおいに“楽しむ”のがまごめ流。
では、どんなふうに楽しんでいるのか少し紹介しますね。

まずは普段のお昼ご飯について。
まごめでは、保育園内1階にある厨房でその日作られた温かいごはんをみんなで囲んで食べます。親も食べられる機会があるのですが、それがとってもおいしい!
午前中のお散歩帰り、ちょっと疲れ気味の子ども達に「今日のお昼ご飯、なんだろうね?」と声をかけるとパッと表情が変わります。想像するだけでエネルギーチャージ可能なお昼ご飯です。

厨房職員は「大きなお鍋で作るとおいしいのよ~」と言っていましたが、食べやすい食材の組み合わせ、大きさ、味付けといった“思いやり”が そのおいしさと子ども達のいい食べっぷりにつながっているのだと思います。
まだ小さい赤ちゃんには、その子の成長に応じて一人ひとりにあった食材、硬さ、大きさを確認しながら個別の離乳食を用意してくれます。なかなか食が進まない子もいますが、そういうときも、無理はさせないけれど、チャレンジはさせる、そんな関わりで食べることへ意欲を育ててくれます。

みんな大好き!まごめのごはん!アレルギー対応もこまやかです。

それから、子ども達が楽しみにしているのはなんといっても行事食!
節分の日は、自分達で作った恵方巻を全員で同じ方角を向いて黙るシュールな姿がみられます。七夕では、庭で流しそうめん。そうめんだけではなく、ゼリーやら差し入れのさくらんぼも流れてきます(笑)。そして、クリスマスは、豪華なパーティー料理!
子どもの喜ぶ顔が見たいという職員の思いをここでも感じます。

流しそうめんと言いつつ、ゼリーやきゅうり、ウインナーまで何でも流れてくる!

食を楽しむのはお昼ご飯の時間だけではありません。遊んでいる途中に庭になっているミカンをとって水分補給したり、散歩途中に職員の旦那さんがやっている畑にお野菜をもらいに行ってその場でまるかじりしたり。
しまいには、道端のツツジの花の蜜やら、落ちているしいの実までおいしそうに食べる子ども達です。(ドングリは食べられないけどしいの実は食べられるらしい。私には見分けられないですが…。)

もらったきゅうりをそのままガブッ!野菜嫌いな子も不思議とペロリ

ほかにも手作りみそやうどんの話など、楽しい食のエピソードは、書ききれないのですが、ここで皆さんに伝えたいなと思うのは、これが“特別”なことではなくて、まごめの“日常”だということ。
季節や出かけた場所、子どもの興味関心に応じて、その時だからできる食の楽しみを日々の保育の中に、取り入れてくれているのです。

仕事もそうですが、ルーチンを続けていくほうが手間はかからないですよね。保育園生活も決まったマニュアル通り日々を過ごすことだってできるはず。でもまごめの職員は、子ども達に、ワクワク、ドキドキ、ちょっとしたチャレンジの機会を与えるために、「何ができるかな?」「どうしたらできるかな?」「こんなことをやってみられるかも!」をいつも考えてくれています。そこに「食」のエッセンスが加わると、“まごめ流食楽“が生まれてくるのだと思います。

まごめにはMOTTO(モットー)があるのですが、その中で私がひそかに好きなのが、“子どもと向き合う手間を惜しまず“というフレーズ。子ども達は、手間を惜しまずに与えてくれた経験や機会を通して、「食べることって楽しい!」を日々、心で感じてくれているはずです。

自家製醤油、仕込み中!おりゃあっ!

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