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【講習会で陰陽論を話してみた②】

本日は秋らしい陽気でぽかぽか気持ちがいいですね~

本業の仕事や家の事情がかさなり
1ヵ月ぶりのブログとなってしまいました💦
毎週更新を続けて1年、自分のペースが続けられて自信にもなっていたのですが、、、人生山あり谷ありを実感していた1ヵ月でした!

さて、前回に続き陰陽論のお話し。

1年や1日の陰陽のグラフやあらゆる物質に陰陽の概念をあてはめて考えられている、、、と書いてきました。

あるブログにはその陰陽を人生にとらえている方がいらっしゃいました。

この時の画像がこちら!※画像お借りしています

人生も悪い時は続かないし、良い時も続かない。
全て陰陽の理により、良い時と悪い時の「周期」があるということ。

これを自分の人生の「予測」に使ってみたらどう?という記事でした。
「なるほど~」、確かに人間なかなか昔の事は思い返す機会が少ないですし
良い時は「これが続く」とついつい考えてしまいますよね。
そんな時に「周期」を意識してみると、気持ちも引き締まりますし、人生岐路の際の決断の参考になるし、
真っ暗闇の中に居るときの希望にもできますね、やっぱり色々な人の考えを聞くって大事!

ちょっと横道にそれましたが、

陰陽の概念は体全体でも同様
経絡=中医学ではざっくり「気」の通り道 と言えるのですが経絡やその上にある「ツボ」にも陰陽の考え方を取り入れています。

カラダの表側(おもてがわ)、上半身を流れている経絡を「陽経(ようけい)」

カラダの裏側(うらがわ)、下半身を流れて居る経絡は「陰経(いんけい)」

カラダに日の光が当たる部分を陽、カラダの陰になる部分を陰と覚えると思いだしやすいですね。

上記のように経絡を分けて考え、押す時間も陰陽の理にならっています。

(ちょっとこじつけ風な所もあるし)どこまで陰陽をつきつめるんだーー笑とも思いますけれど、1つの説をとことんまで突き詰める所はバイタリティとエネルギー、知識欲を感じますよね。

また、同時に素晴らしいな~と思うのは、どちらが良くてどちらが悪いとジャッジしない所
あくまで陰陽は相対的なもの、相手が存在するから自分も存在する
「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」

陰陽で分けられた男女の交わりで、かけがえのない子孫が誕生し
陰陽を紡いでいくなんて、またまたロマンだなぁ~と思う訳です。

そうやって先人が恐らく死ぬほどディベートして、議論を戦わせて作られた理論は、現代のエビデンスがあるかと言われれば無いものですが、無い中でのイマジネーションを駆使して作り上げるという点で素晴らしいですよね。

私の頭の中の想像から現実にもどり、、、、

カラダの調子も陰陽のバランスという説で見た場合、
体の中の「陽」が旺盛な場合、カラダは熱を帯びます。
そんな時は「陽=熱」を取るという治療ではなく、「陰=寒」を足すという方法を取ります。

逆も同様、
体の中の「陰」が旺盛な場合、カラダは寒、冷に傾き冷えます。
そんな時は「陰=寒」を取るのではなく、「陽=熱」を足します。

それを季節、年齢、男女、地域を考え、毎日の食事に生かしたものが「薬膳」となるわけです。

私もいわゆる「更年期」という年齢にさしかかり
今まで自分は冷える体質だと認識していたのですが、今年の酷暑の影響もあり、人生初めて「熱を取る=清熱(せいねつ)」を意識して食事や漢方薬をチョイスしました。

つまり、その人の「証(しょう)=体質」が分かればどんな状況であろうと、薬膳の知識は活かせるのですよね。

正に一生ものの知識、是非一緒に学んでいきませんか?

先日、基礎クラスが終了し皆さま応用クラスへ無事に進級頂きました!

また基礎クラスを募集する予定ですので、
ご興味のある方はコメント欄からどうそ。

今日も素敵な1日をお過ごし下さい!


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