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なかなか眠れない人へ。「睡眠時間」にこだわらなくて大丈夫です①


この時期は暑さやジメジメで眠れない…。なんて方もいらっしゃるでしょうか?


前回、脳の疲労は「睡眠」で取りましょう!と言う記事を書かせて頂きましたが、睡眠でお悩みの方は普段患者さんと接していて本当に多く感じます。


良かったら、前回の記事もお読み頂けましたら(^^)


夜眠れないと、眠れないことにイライラしたり、日中眠くてボーッとしてしまったりしますよね(´・・`)
もう寝なきゃいけないのに、布団に入っても寝付けない。眠れなくて結局スマホを見たりテレビを見たり…。


睡眠の記事はこれから様々なテーマで触れてみたいと思いますが、今回は眠れない原因と辛さの改善について考えていきたいと思います(•ᵕᴗᵕ•)




①「眠れない」原因は大きく3つ



「眠れない」のにはいくつか原因がありますが、私も普段治療で携わるのことの多い3つの原因を挙げていきます。



なかなか寝付けないことを、「入眠障害」と言います。
ベッドに入ってから何時間も眠れない状態で、寝付くまでに2時間以上かかる方、中には朝方になる…と言う方も。



眠れない原因の1つに、仕事や人間関係など日頃からストレスを抱え、色んなことを考えたり頭に浮かんだりして眠れなくなってしまう、と言うことがあります。



緊張や不安、悩み事などのストレスを感じると交感神経が活発になり、眠れなくなります。自律神経の調整が上手くいっていない状態です。


ストレスを今すぐ何とかするのは難しいかもしれませんが、夜は(特に寝る前には)副交感神経が優位になる状態を作れると、スムーズな入眠に繋がっていきます。

毎日考えることがいっぱい。あれもこれも気になる。
羊が1匹・羊が2匹…。
数え出すと余計眠れない(´・・`)


原因の2つ目は、夜更かしが多かったり、仕事の時間が一定ではなく(夜勤があり、起床時間や就寝時間がバラバラなど)不規則な生活で体内時計が乱れてしまうことです。


体内時計は覚醒と睡眠のタイミングに影響するため、不規則な生活が続くと眠りたい時間に寝られなくなってしまいます。



最後に眠れない原因として、寝室の室温や湿度・寝具が合わず寝苦しさを感じるなど、環境により寝付けないことです。
また、照明やスマホのブルーライト・テレビの刺激などで交感神経が優位なままで寝付けなかったり、騒音なども睡眠に支障をきたします。

これも騒音??(^^;)


人は寝る時、手や足先から汗をかいたりして熱を逃がし、深部体温(体の内部の体温)を下げます。


すると気持ちよく眠りに入ることができるのですが、暑すぎたり寒さで手足が冷えてしまうと放熱できず、寝つきが悪くなってしまいます。
夏の睡眠時、エアコンで涼しすぎる環境にするのは良くないかもしれません。寝る時は消すか、1~2度温度を上げられると良いですね。




②「眠れない」が続く時、意識したいこと


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もっとぐっすり眠りたい、質の良い睡眠を取りたいと思っている方へ。お読み頂くと、きっとあなたのお役に立てる情報があります。

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