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go to 千年の都。エピソード3。
42歳。既婚。偏差値30。低スペックな女の初めての京都旅日記。エピソード1、2はこちらをお読み頂ければと思いますm(_ _)m
いつも旅は夫まかせ。行きたいところだけ伝えてあとは助手席で居眠りしたりマジ寝したりソフトクリームを食べてるというまりこですが、京都旅が楽しみな訳です。
みんなが、「そうだ。京都に行こう。」って言ってるわけじゃないですか。駅にもバス停にも向かいのホームにも路地裏の窓にも京都のポスター貼ってるワケじゃないですか。わたしだって京都行きたい。
清水寺の夜間拝観チケットが当たったので京都に行ける事になり、それはもうもう嬉しくてハゲそう。おそらく京都は物価が高いんじゃなかろうか。欲しいものいっぱいあるんじゃなかろうか。コーヒー一杯が5万円くらいじゃなかろうか。
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ひゃくまんえんもってかなきゃー。
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そんな気持ちになり、11月の京都旅に向けてもう仕事を入れられるだけ入れてスケジュールがパンパンになりました。
サラリーマンで土日休みの夫はやたらボランティアに忙しい。休みの日は何某かのボランティアに駆り出され末は町内会長の地位が約束されたも同然の地域おじさんで。まりこはまりこで掃除と猫にしか興味がない町内の気難しい名物おばさんになりかけている。
とにかくそんな2人は京都旅行に向けて仕事詰め詰め予定詰め詰めで、"ストレス耐性高め男"でメンタルヘルスには縁がないような夫でもかなりピリピリするようになっていき、まりこは持病の手根管症候群がさらに悪化し左半身が痺れる事態となりました。
嗚呼、京都。どうして京都は京都なの。
京都に惹かれ、京都に行かずして死んではなるものかと、夫のストレスも左半身の痺れも、それもこれも京都に行くために我慢我慢。きっと旅行の日になれば全てはうまくいく、と念じながら11月16日を待ち侘びるのでした。
つづく。
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