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【エッセイ】幸せの法則

幸せには5つの分野があると思っている。
これは完全に個人的見解であって、誰かが話していたとかそういうわけではない。

下の図を見てほしい。

私が考える幸せになるための5つの法則

この5種類のどれかが欠けると、人は悩みを抱える。

そして、この5種類全てが上手くいっている人は、この世のどこにもいないと私は思っている。

例えば、仕事とお金は密接に関係しているとは思うが、仕事をしていなくてもお金がある人というのはいる。

その逆もしかり。

恋愛と家族も同様だ。

例を出してみる。

私たちが日ごろ目にする機会が多い芸能人。YouTuberなんかもこれに入ると思う。

他人から見れば彼らは何もかもを手にしていて、とても幸せそうに見える。
でも、それはそうでもないと確信を持って言える。

お金や仕事に関して言えば幸せかもしれない。
成功している人のほとんどがそうだろう。

でも、家族関係は?恋愛ではうまくいってる?健康でどこにも不調はない?

そんな人は存在しない。

相続や権利関係でもめていたり、異性に騙されスキャンダルにまみれた芸能人は数知れず。多忙のため睡眠不足になり、倒れる人だっている。

有名になる前はちやほやされるのが嬉しかったのに、いざ有名になるとそれがわずらわしくなったりもするのだ。

何もかもを持った人なんていない。

だからこそ、手に入れた幸せをきちんとかみしめて感謝する

それだけで心が満たされると私は考えている。


そして、この幸せの法則を知っていれば、相手に対する尊敬の気持ちも持てる。

どれだけお金を持っていても、本当の意味でのバスケのトッププレイヤーにはなれない。(お金でプロにはなれても、だ)
そのバスケの選手だって、絵描きや刺繍をさせたら全くできなかったりする。

人にはそれぞれ向き不向きがあるからだ。

誰しもが欠けていて、その欠けている部分を相手は持っていると思えば妬みも生まれる。
けれど相手からしてみたら、自分は持っている側の人間に見えている可能性もある。

だからこそ、思いやりと尊敬の気持ちは大切だし、小さな幸せだって感じ取っていきたい。


『幸せ』は少し見る角度を変えれば、みんなが持っているものだと私は信じている。


お金がなくたって、家族関係が悪くたって、病気を抱えていたって、恋愛や仕事でうまくいってなくたって、その他のところで、何か一つ補えている部分が必ずあると思っている。

何もないというのは思い込みだと思う。

ちなみに私の場合、昔は恋愛が全くうまくいっていなかった。

でも今は、健康面に不調を抱えている。

何かが埋まれば何かが欠けるのが人生なのだ。


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