前田岳人@アスリートが運動指導者として活躍する為に

大阪堀江のパーソナルトレーニングジムW-GYM代表 陸上競技パーソナルコーチ 運動指導…

前田岳人@アスリートが運動指導者として活躍する為に

大阪堀江のパーソナルトレーニングジムW-GYM代表 陸上競技パーソナルコーチ 運動指導者向けオンラインサロンCRACK主宰 100mPB10"56 こちらのnoteでは、私の様にスポーツに打ち込んだ経験のある方が運動指導者として活躍する為の情報を発信していきます。

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運動指導者としての哲学

アスリートが運動指導者になる為に必要なことを発信するメディアですが、私が運動指導者として大切にしている哲学について投稿します。 具体的な学びは次回以降に投稿しますが、学びとはその根底にある哲学が大切なので、是非ご覧ください。 何故学ぶのか?ということが抜け落ちると、すぐに学びを止めてしまいますので……。 哲学というと堅苦しいですが、英語で言うとフィロソフィーと言って、カッコいいけど余計に冗長になるので、今回の投稿では哲学で統一します。 私が大切にしている哲学とは 「

    • 鼻を整える

      私が主宰を務めております運動指導者向けの勉強会CRACKでは、毎月医師から学ぶ解剖学という講座を開講しています。 そしてその講座で学んだ部位の調整等についての実技講座もご用意しております。 こちらのnoteでは、その講座の内容を簡単に振り返っています。 少し前の話になってしまいますが、令和6年2月度の医師から学ぶ解剖学は「顔面から鼻腔、副鼻腔」という内容でした。 一般的な運動指導者向けの講座ではほとんど触れられることのない部位ですが、「全身は繋がっている」という考え方に照ら

      • 頭や顔の表層について

        私が主宰を務めております運動指導者向けの勉強会(オンラインサロン)CRACKでは、今年から毎月最終金曜日に「医師から学ぶ解剖学」を開講し、その翌月曜日に学んだ部位を中心に整えたり鍛えたりする実技勉強会を開催しています。(日程は一部変動あり) こちらのnoteではその勉強会の内容を簡単にまとめたものをテキストでお伝えして参ります。 月会費制の勉強会で公開している話の共有ということになりますので、本文は有料となります。 ただし勉強会というのは講師のトークやその場の動き、あるいは

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        • 一緒に医師から解剖学を学びませんか?

          遅ればせながら本年もよろしくお願いします。 こちらの記事を書いておりますのはパーソナルトレーナーの前田です。 2024年初投稿でございます。 改めてこちらのアカウントについてこちらのnoteはもともと「アスリートが運動指導者として活躍する為に」という大義名分のもと、解剖学だったり生理学だったり指導のポイントだったりを発信することを目的に立ち上げました。 今思えば懐かしい話ですが、これはとある陸上選手から「指導者になりたいけど勉強の仕方が分からないんです」というご相談があっ

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        • CRACK勉強会テキストまとめ
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        • 100mを速く走る為に
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        • 運動指導者として活躍する為の思考
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          令和5年を振り返って

          いつもご覧頂きありがとうございます。 ただいま令和5年12月28日の夜。 本日のパーソナルトレーニングセッションをすべて終え、パソコンに向かって記事を書き始めています。 私は30日までお仕事を頂いておりますので、まだ仕事納めというわけではありませんが、街の様子なんかを見たり日々「善いお年を」なんて言ったりしていると、暖冬と言えども年の瀬であることを実感せざるを得ませんね。 さて、今回は何となく私自身の今年を振り返るだけの記事です。 特に有益な情報があるものになるかは不明で

          シーズンオフに追い込むその前に

          いつも本メディアをご覧頂きありがとうございます。 相変わらず月イチペースの更新となっておりますが、今月も心を込めて書き綴っていきたいと思います。 さて、11月ということで私が専門にしている陸上競技のトラック&フィールドは概ねシーズンオフを迎える月でした。 一部の選手は11月中旬まで試合に出場しますが、試合数も少なくって来ますので多くの選手が10月をもってシーズンアウトするのがトラック&フィールドの特徴でもあります。 つまり多くの選手にとって11月はシーズンオフの序盤という

          まずは楽しく運動をすること

          結局今月もこちらの記事しか書くことが出来なかった運動指導者の前田です。 いつも申し上げていることですが、パーソナルトレーニングのご予約を沢山頂いている時は記事の更新が滞ります。 ということで今月も沢山のお客様や選手の皆様にご利用頂けましたことに心より感謝申し上げます。 来月も既に沢山のご予約を頂いております。 私の仕事はご予約頂いてナンボですから本当に有難い限りです。 ここ数カ月は陸上選手以外の、一般のお客様からのお問い合わせも多く頂いておりまして、そういった方の多くは

          速く走る為にはどうしたらいいですか?

          またしても久しぶりの更新となってしまいました。 私が更新を滞らせている時は、現実世界の仕事(労働と呼ばれるもの)が立て込んでいる時だと解釈して頂ければと思います。 と言いますのも、令和5年9月は宿泊を伴う試合帯同が2件ありまして、ゆっくり筆を取る時間が取れずにおりました。 という言い訳はさておき、そうして試合会場にいますと色々な選手や指導者とお話する機会に巡り合えますので、非常に有意義な1か月を過ごすことが出来ましたので有り難く感じています。 私が短距離選手を指導している

          世界陸上2023が終わって……。

          ご無沙汰しております。 これほどまでに記事更新の期間が空いたのは久しぶりかもしれません。 言い訳をするつもりはありませんが、有難いことに対面での運動指導や研修のお仕事が立て込んでいたという理由でnoteの更新が後回しになっていました。 世界陸上2023が開催!有難いことにお仕事で立て込んでいた8月。 そこに追い打ちをかけるように世界陸上という陸上競技関係者からするとそれはそれはビッグなイベントがあったわけです。 特に今回の世界陸上はブタペスト(ハンガリー)での開催。 時差

          やっぱり目的が先だよ、という話。

          私が普段多くの選手を指導している陸上競技では、この6月から7月にかけて日本選手権に続き多くの各都道府県選手権が開催されました。 またアジア選手権も開催され、そこでは日本記録が生まれるなど日本人選手の素晴らしい活躍もあり、いよいよ世界選手権に向けて熱が高まって来たなという印象です。 この1か月少しの間に私が帯同したのは日本選手権、大阪選手権、そして兵庫選手権の3つが主だったところでした。 日本選手権に関しましては以前記事をアップしておりますので是非そちらをご覧ください。 都

          走る時に腕を横に振っちゃう問題を考察する

          その腕振り、大丈夫?走る時腕を横に振ってしまう……。 そんな人、多いですよね。 それが問題だと思っている人も少なくないでしょう。 しかし現場では「もっと腕を振れ!」ぐらいしか言わない指導者も少なくありません。 これが問題ですよね。そんな指導をしているのであれば、この話は指導者の責任とも言えるでしょう。 腕振りがおかしいなら、適切な腕振りを教えないといけません。 しかしそれがなされていないケースが多いということだとも考えられます。 選手はちゃんと走りたいと思っているはずですか

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          日本陸上競技選手権大会を終えて思うことを書いてみる。

          6月最初の記事はタイトルの通り、本メディアの本分である運動指導者としての学びがある記事ではありません。 なんというか、ほぼ独り言です。 そんな記事でも読んでみるか、という方だけご覧ください。 第1部 日本選手権お疲れ様でした!日本選手権が大阪で開催! 令和5年6月1日~4日にかけて、大阪のヤンマースタジアム長居において第107回日本陸上競技選手権大会(以下、日本選手権)が開催されました。 私は大阪在住ですので、まさに地元での開催。 定期的に指導している選手が出場するという

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          社会人アスリートへの食事アドバイス

          アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供しているメディアです。 今回は運動指導をしていく上で避けて通ることのできない、食事に関するお話です。 以前にも食事に関する記事を書いたことはあるのですが、今回対象を狭めて「社会人アスリート」に対してどうするか?という前提条件で綴ります。 あくまでもアドバイス私は管理栄養士等の栄養関係の資格を有するものではありません。 もちろん運動指導を生業にするにあたっては栄養学を学ぶのではありますが、栄養学のスペシャリストというわ

          運動不足の人がジムにやって来た!

          アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供しているメディアです。 ここ最近は陸上競技に関する記事が続いておりましたが、今回は趣向を変えてお届けします。 アスリート向けではない運動指導の重要性私は陸上選手を指導する機会が多いのですが、それはパーソナルトレーナーとしては珍しいことです。 パーソナルトレーナーをしていると老若男女問わず本当に色々なお客様とご縁を頂くものです。 目的も人それぞれ違いますし、だからこそ「パーソナル」な運動指導が出来るようになっておかないと

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          関西実業団陸上競技選手権大会帯同を終えて

          大阪を拠点にパーソナルトレーナー、パーソナルコーチとして活動している前田です。 令和5年5月12日~14日にかけて鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムにて開催された、第67回関西実業団陸上競技選手権大会(以下「関実」)の大会2日目と3日目にトレーナー兼コーチとして帯同して参りました。 普段こちらのnoteでは、アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供するという大義名分のもと情報を発信しているのですが、偶には日記的な記事があってもよいかなと思っ

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          走ると痛い「アキレス腱問題」を考察する

          走るとアキレス腱が痛い……そういった訴えを聴くことは珍しくありません。 私が指導している選手でもアキレス腱に問題を抱えている選手がいます。 私自身も現役時代はアキレス腱が痛くなったことがありますし、それが理由で引退した同志もたくさん知っています。 アキレス腱が断裂してしまったという選手も知っています。 何とかしたい。 きっとこう思っている選手や指導者は少なくないでしょう。 まずは適切な診断と治療を私は治療が出来る者ではありませんし、当然その診断が出来る者でもありません。

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