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速く走る為にはどうしたらいいですか?

またしても久しぶりの更新となってしまいました。
私が更新を滞らせている時は、現実世界の仕事(労働と呼ばれるもの)が立て込んでいる時だと解釈して頂ければと思います。
と言いますのも、令和5年9月は宿泊を伴う試合帯同が2件ありまして、ゆっくり筆を取る時間が取れずにおりました。

という言い訳はさておき、そうして試合会場にいますと色々な選手や指導者とお話する機会に巡り合えますので、非常に有意義な1か月を過ごすことが出来ましたので有り難く感じています。

私が短距離選手を指導していることが多いものですから、やはり短距離選手からのご相談が多数。

そうした多くのご相談を端的にまとめると、

「速く走るにはどうしたらいいですか?」

ということです。当たり前ですが結局それが問題ですよね。

昨今では多くの指導者や研究者やアスリートが速く走る為の情報を発信していて、それが無料で受け取れる時代ですから、恐らく情報不足で困っているということはないでしょう。

恐らく問題があるとすれば情報過多で迷子になっているパターン。
迷子になってしまっている人は一度深呼吸をして、冷静に考えるとよいでしょう。

短距離種目において最も大切なことは「速く走ること」です。
当たり前ですがそれに尽きます。

今何か問題を抱えているとすればそれは「速く走ることが出来ない状態」に陥っているということです。
まずこの事実を受け止める必要があります。

事実確認が出来たら次はその原因を探ります。
この原因追究が甘い人が多いようです。

とりあえず走り込めばいいわけではありません。
何故なら走り込めば走り込むほどスピードが落ちやすくなるからです。

かといって、がむしゃらにダッシュを繰り返せばいいわけでもありません。
何故ならそのダッシュの動きに問題があるならば怪我をするかもしれないからです。

怪我を防止する為に筋トレをやりまくればいいということでもありません。
筋肉の状態を整えておくことは大切ですが、下手くそなウエイトトレーニングによって筋の弾力性が失われては困りますし、どれだけ鍛えても変な動きをすれば怪我はするでしょう。

ドリルみたいなにしても何の為にやっているのかが明確でなければ、それは時間の無駄です。


筋の状態が大丈夫でないとしたら……まずは整えるところから。

動きのイメージと実際の動きがズレているなら……小さな負荷や動きでセンスを高めましょう。

距離や本数やセット数に気を取られて練習の本質を見失ってるなら……その練習に「何故それをするのか?」と何度も問いかけてみましょう。

最優先しないといけないことが分からないなら、分かっている人に相談しましょう。1人で悩んでも仕方ありません。

試合会場でも「それじゃ速く走れないよな……」という状況に陥っている選手は少なくありませんでした。
少し踏み込んで言いますが、特に女子短距離選手はほぼ全員がそんな状態です。
ただこれは丁寧に取り組めば絶対に速く走れるということも意味しているのではないでしょうか。

今季振るわなかった選手は、絶対何かがズレています。
そのズレを修正する為にそっと手を差し伸べるのが指導者ということですね。
指導者がズレていたら元も子もありませんので、私自身改めて襟を正したいところです。


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