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2022年版 UI/UXデザイナーの職を得るために必要なこと【海外記事メモ】

こちらの海外記事の内容を自分なりにまとめます。

学生の方は就活などをされている時期なのではないでしょうか。またこれまでUIUXデザイナーとは別の領域で働いていたけれど新たな挑戦としてその分野への転職を考えている方もいらっしゃるかと思います。そのような方にはかなりフィットする内容だと思います。

昨今はUIUXデザイナーという言葉も広く知られるようになり、そこを目指そうとしている方も少しずつ増えてきていると考えます。

一方で自分のようにすでに日本企業のデザイナーとして働いているけれど、海外の事情はどうなのか気になったためこの記事を取り上げてみようと思いました。


1 .UIとUXの意味を理解する

言うまでもないですが職を探すにはUIとUXについて改めて理解する必要があります。とは言えこのnoteを読んでいる方には釈迦に説法とも思うためさらっと記事の内容をサマライズします。

UX(User experience)
UXデザイナーはユーザーと対峙して彼らへの共感を求められます。
リサーチを行って彼らがどのように行動し、何を考えているのかを理解します。そのため主な業務はリサーチを行うことです。

UI(User interface)
UIデザイナーは創造性と色やタイポグラフィ、グリッドシステムなど様々なデザインの要素への理解が必要です。主な業務はアプリやウェブの画面をデザインすることです。


2.ツールを理解する

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UIUXデザイナーが使うツールってどれがいいの?という疑問もあるかと思います。ちなみに会社に入ると結局会社のルールなどによってツールが決まってしまうこともありますが、もしこれからデザインを挑戦してみようという方の参考に主な3ツールの違いも書かれていたので紹介します。

Figma
初級デザイナーからプロのデザイナーまで最も広く使われているツールです。(本記事いわく最もオススメのツール)
習得期間は15日から1ヶ月。

Adobe XD
こちらもよく使われるツールで習得期間は1ヶ月程度。

Sketch
Figmaと似たような機能を有しますが使い方が比較的簡単です。習得期間は15日から1ヶ月程度。

ちょっとこの記事の説明がラフなので少し補足として、自分が取得したGoogleのUXプロフェッショナル検定の記事を貼っておきます。

なんとなくGoogleでもFigmaが主流のようで、自分も筆者と同意見でもしどのツールも選べるならFigmaをまず学べばいいかなぁと思います。
ちなみに自分は会社の環境的にWebベースのアプリが使えないこともありXDでの作業ですが、XDもかなり使い勝手は良いので個人的にはXD派だったりはしますが。


3.ケーススタディをまとめる

恐らくデザイナーの職を得る上で最も重要な部分がここだと思います。

デザイナーで就職する場合、自分の作品集であるポートフォリオは必須です。※これがない人はまず作りましょう!
IllustratorやPhotoshopでPDFとして作るのも良いですが、Webで作っておくと何かと便利なのでおすすめです。今はノーコードで作れるサービスもあり、この記事でもおすすめされていましたがWixで自分もポートフォリオをつくりました。

その際に「ケーススタディ」を少なくとも3種類は入れましょう。

ケーススタディとはUXUIデザインの成果を見せる上で最も重要なものです。

それは最終的な成果物のみを見せるものではなく、そのデザインにいたるまでの過程をまとめたものです。

制作したデザインは何の問題を解決するのか、

どのようなユーザーをターゲットとしてどのようなリサーチを行ったのか、

リサーチから得た知見をどのようにデザインへ反映したか、ワイヤーフレームやプロトタイプでのテストでどのような問題に直面し、どのように対処したか、、

などをなるべくシンプルな言葉で読み手に伝わるようにまとめます。

特にUXデザインにおいては、最終成果物のクオリティと同等以上にどのような問題に直面してそれにどのように対処したかを伝えることが重要です。

ちなみにポートフォリオで自分が作ったケーススタディもありますのでよければご参考までに参照ください。


4.リクルーターに接触しよう

どうすればいいでしょうか?答えはLinkedInとSNSです。

LinkedInに自分のデザイナーとしてのキャリアやスキル、ポートフォリオなどを貼っておくことで企業のリクルーターと接触することができます。

ちなみに自分も転職活動の際はLinkedIn経由のお話で2つの企業から内定をいただくことができました。経緯は以下の記事にまとめていますのでよければ斜め読みしてみてください。

日本人に馴染み深いサービスだとInstagramなどのサービスに自分のデザインを定期的にアップするのも有効だそうです。あとは海外サービスにはなりますが、DribbbleBehanceなどデザインに特化したWebサービスへ自分の作品をアップロードしていくことも非常に有効だそうです。

自分の作品をあげておいて、気になる人に自分からDMを送ってしまうのも良いそうです。ちょっとこのへんは海外のノリなどもあるのかもしれませんが。


デザイナーは自分から発信しろ!

ここからは感想ですが、この記事で職を探す際の答えとして真っ先にSNSを挙げていたことが印象的でした。

我々日本人からしたら就活は就活サイトへの登録、転職も転職エージェントに登録して間を取り持ってくれる人やサービスを利用するというのが一般的な考えと思うのですが、時代はSNSでの企業と個人とのダイレクトなやりとりに移行しつつあります。

特にデザイナーは職業柄、その発信力や自分のスキルの編集力なども強く審査対象となるため、自らをブランディングしてきちんと発信することが求められると思います。

これからはより一層発信力格差のようなものが如実に出てくる時代が来ると思います。自戒を込めて、発信のクオリティと量を高めていこうと思いました。自分はもう一回LinkedInの内容をアップデートしようと思います。

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