【海外記事】14年のUI/UXデザイナーのキャリアで得た教訓
本日はこちらの記事を読んでみます。なお、画像も以下から引用しています。
本日もよろしくお願いいたします。
14年間のUI/UXデザインキャリアの中で得た人生の教訓
UI/UXデザイナーになりたいと思う人みんなが直面する課題。
「どこから始めればいいの??」
私も例外ではありませんでした。私は14年以上デザインをしていますが、皆さんと同じで始まりがもちろんありました。
私のデザインキャリアはおもちゃの3Dやグラフィックデザインからでした。大学の課題を終えた後は毎晩パソコンの前に座って、寝るまでデザイン作成をしていました。
しかしどのようにしておもちゃが私の仕事となったのでしょうか?
私は良く訪れていたWebサイトのリデザインを始め、それらの結果をフォーラムへ投稿していました。人々は私に賛同し、仕事を探す動機を与えてくれました。
そこで、私はフリーランスのプラットフォームを見つけ、アカウントを作成しました。
未だにそこでの最初の仕事を覚えています。それはヘッダーのセクションをリデザインするという小さな仕事でした。
これはターニングポイントでした。その後数年間で数百ものプロジェクトを成し遂げ、私はキャリアをスタートさせる人の助けとなるような多くの教訓を得ることができました。
自分が選んだツールをマスターしろ
私はUXデザインの最高の第一歩は、一つだけ基本的なデザインツールを学習することにあると思います。それはFigmaかもしれないし、Sketch、Adobe XDでも、あなたの好みのものであれば何でも構いません。
振り返ると私にとってはそれはPhotoshopでした。そして初めてMacのノートPCを手に入れた際にSketchへ乗り換えました。
今ではすでにFigmaを5年ほど使っています。
思い出せば、どんなツールを選んだとしてもそのツールを使いこなせるようになることが必要です。
主要なショートカットを覚えて業務効率を高めてください。
ニッチな分野でのトップをフォローする
私の2つ目のアドバイスは、その業界の中でのトップの人物に師事することです。最近では数多くのWebサイトからインスピレーションを得ることができます。Dribbble, Behance, Adbuzeedo, Pintarest, Awwwards, Layers、、などあなたもご存知でしょう。
そこからトップクラスのデザイナーやスタジオを見つけることができると思います。最適なクリエイターをフォローしてください。彼らの仕事を見るだけでなく、そられをよく分析することを始めてください。オブジェクトと形状の距離や色とフォントの組み合わせ方、どんなアイコンや写真を活用しているかなどを観察してください。
さらに将来的にはそれらのプラットフォームを使って自分の仕事も公開するようになるならとても素敵なことです。でもどのようにして他人へあなたのデザインワークをシェアしていけばよいのでしょうか?それについては次のアドバイスです。
早く学ぶためにコピーをする
あなたの好きなプロジェクトを取り上げて、それをコピーしてみてください。他人のデザインをコピーすることを恥じることはありません。どんな偉大なアーティストも最初は彼らの憧れの存在をコピーしていたのです。
誰かを騙したりなどすることが目的ではありません。他の人の良いデザインをコピーしながら、あなたは自分の手で良い仕事ができるような訓練ができ、様々なデザイントリックを活用する経験も積むことができます。
この訓練を行うことはあなたのデザインに対する考え方が定まっていく良い習慣となります。
何度か過去のデザインのコピーをやったなら、その次は日常的に使っている人気のサービスやツールを取り上げて、それらをどう改善するかを考えてみてください。これはNetflixやSpotifyなどの動画や音楽の配信サービスでも構いません。
私達は皆、何かを改善するアイディアを時々思いつきます。そして実行するのです!サービスやツールをもう一度見て、それらのアイディアを集め、あなたのリデザインへ落とし込んでみてください。
その成果物を前述のデザインプラットフォーム上に投稿して、フィードバックを得て、ポートフォリオづくりを行ってみてください。
大抵の場合、この種の作品はあなたのプロフィールがきちんとしてさえいれば多くの注目を集めることができます。他の人のNetflixやSpotifyのリデザインでどんなものが支持を集めているのかを分析してみましょう。そしてあなたのデザインをどのように見せたら良いのかをそれらをもとに考えてみましょう。
UXを諦めない
派手なビジュアルを作りたくなってしまう気持ちはわかります。見た目はクールだし、おおくの「いいね」ももらえます。しかし、それと同時に良いUXを生み出すための訓練と学習も必要です。
もちろん、もしあなたが純粋なUIビジュアルづくりが好きであるなら、それだけでも十分な収入を得られるでしょう。私の場合はその限りではありませんでした。
私は常にユーザーを理解し、彼らのデジタルライフをよりよくするためにUXを学びたいと考えていました。
シェアすることをためらわない
批評を恐れないでください。批評はあなたの友人であり、敵ではありません。恐れることなく、あなたの作品を世界へシェアしてみましょう。
誰からも批判されない人は何者でもありません。誰かがあなたの作品について好ましくない書き込みをしたとしても、あなたの最初のリアクションは怒ることではなく、「OK,次回その点については改良します」と答えることです。
シェアを始めると、あなたは気づき始めるでしょう。いくつかの作品が自動的に働いてくれます。しかし、より良い結果を得るには、あなたは行動を起こさなくてはなりません。私はUpworkのようなフリーランスサイトへサインアップし、そこのプロジェクトに応募し始めました。
これにより私は最初の大金を得ることができました。そこは当時の私の主要な収入源となり、これにフルタイムで取り組むために何ヶ月か他のプロジェクトを保留にしたこともありました。
多くの他のリモートワーカーのためのプラットフォームが存在していますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。一つのプラットフォームに固執せずに、あなたに合うものを色々と探してみましょう。
テキストはそれぞれにカスタムする
仕事に関する主な教訓の一つに、仕事に応募する際にテキストまでコピペすることは絶対にしない、というものがあります。
ジョブディスクリプションを隅々まで読み、申し込む仕事ごとに記載するテキストは変更します。ポートフォリオのリンクを除いては、あなたの興味やスキルなどはその仕事に役立ちそうなものを目立たせるようにしてください。スパムボットのような行為をしてはいけません。あなたは人間です。
私は100個の仕事に対して試しに応募してみました。50の募集に対してはテキストをコピペして、残りの50に対しては募集ごとにちゃんとテキストを作り込みました。前者に関しては6つのところから面接の招待が来たのに対し、後者に関してはなんと14もの招待が来たのです。その差は2倍以上です。
私が得た教訓や考え方があなたのデザインキャリアの助けとなれば幸いです!
感想:実績はシェアしなきゃ意味ない!
ベテランデザイナーによる「人生の教訓」という大きなタイトルではありましたが、内容は比較的易しめなものな印象でした。
この中で何度か取り上げられていた自分の実績をシェアすることの意義については同感であり、自分の日々の生活も改めて自省しなければならないなぁと感じました。
現代においてはネット上に存在しないことはこの世に存在しないこと、などと言われるくらい現実世界とインターネット上の世界の重みが代わりつつあります。いくら頑張って作った作品も自分のデスクトップ上に保存されて誰の目にも触れられていない状態では、その作品が存在していることを第三者が証明することができません。
逆にネット上に作品があれば、仮に制作者が亡くなった後でも、その作品は生き続け人々の目や耳に入り続けることになります。
そして、そういったネット上にあるコンテンツ群に自分自身の存在の輪郭が現れます。つまり、コンテンツがないとネット上に自分の存在自体も虚ろなものになってしまうということが言えそうです。
とにもかくにも、自分も自分の存在を証明し続けるため、発信活動は生命活動だと言い聞かせて発信をしていかねばと改めて考えさせられました。
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