見出し画像

社交ダンスから学んだことシリーズ④~柔軟性とは「真っ白」ではなく「真っ黒」

ということで、たまーにやってますシリーズ第四弾です。
※前回はこちら!

ダンスなんだから。

ぼくは大学からずっと「競技ダンス」をやってるのですが、
そもそもダンスってなんぞや?という話なのです。

ウィキペディア先生によれば、ダンスとは

伴奏に合わせて演じられる一連の動作のことで、その様式は極めて多様であるため厳密な定義づけは容易でないが、遊戯的でリズミカルな動きの連続によってコミュニケーションや表現を行う文化をいう

だそうで、要は「音楽に合わせて体を動かす」こと(小並感)。

そうなると「自由に体を動かす」こと、
すなわち柔軟性が求められ、曲によって動きの表情を変えたり、
場合によってはコリオグラフィ(振付)を
即興で変えて効果を出すこともあり得ます。

※「競技ダンス」からすると大きくずれるじゃないか、
という議論はめちゃくちゃ理解できますが、
いったんそこは離れて「ダンス」に特化して議論させてくり。

「自由にやっていいよ!」←コレガワカラナイ

ということで、曲を聞いたインスピレーションで自由に動き、
その曲を体現する。。とかできればいいんですが、

じゃあできます?それ。

かの有名なナイトハルト卿も言ってますが、コレガワカラナイ。

ナイトハルト

※ネタが分かる方、好きです。(デッデッデデデデ‼)

日本人はとくに、と言われますが、
「自由にやっていいよ」と言われると
「何したらいいんですか」ってなるのですよね。。

ちなみにぼくも
「え、社交ダンス?見せて見せて」って言われても、
「相手がいないと無理」とかごねてやらないですが、
実はフリースタイルが苦手なのです。

※競技ダンサーならなおのことフリースタイルは苦手かなと。。

「何にもないこと」と「何でもあること」はちょっと違う

ダンスだと、柔軟性が求められるのは

・曲に対応して動くとき
・人に動きなどを教えるとき
・人に動きを見せるとき

などなどあると思います。

これって「その場の思い付き」でやれる天才も稀にいますが、
たいていは
「色んなバックボーンがあり、それを組み合わせることで可能になるもの」
だと思います。

その人が見たこと、聞いたこと、経験したこと、
すべてが複雑な網目模様につながるからこそ、
目の前の初めての事象に柔軟に対応できるようになるわけで、
何も持ってないからっぽの人がそれができる、とは思えません。
※少なくともぼくはムリ

だから、たとえばレッスンで
「もっと普通に!」とか「何もせずまっすぐ!」と言われるときは、
ぼくは「頭を真っ白にする」イメージではなく、
あらゆるものを総動員して
「真っ白な自分の頭を埋め尽くして真っ黒にして、
柔軟に対応可能な状況を作る」

と変換して対応してました。

色んなことを有機的に繋げて理解するクセを

社交ダンスをやってて、
色んな先輩がいろんなことを言うし、
色んなプロがいろんなことを言うし、
色んな曲や種目があるし、
言われることが多すぎて悩む!!となりがちです。

しかし、それらが何を言いたいのか?どうつながっているのか?
それを考えることで、
「歩幅を大きく!」と「歩幅を小さく!」が同じ意味だと思えるし、
「目線を動かすな!」と「すぐ次を見ろ!」が同じ意味だと分かるし、
発された言葉とその真意を理解できるようになります。

それが分かることで自分の動きも変わるし、
誰かに何かを伝えたり、対応するしたり、
動くときに柔軟性を持って対応できます。

あの頃の「なぜ?」を忘れずに

社会に出て、考えるのが面倒になって思考停止したり、
とりあえず言われた通りやればいい、ということもあると思います。

子どもの頃、親に
「なんで空って青いの?」
「どうして男と女がいるの?」
「虫は殺していいのに人は殺しちゃいけないの?」
など、なぜなぜと聞いていたあの頃を思い出してみてください。

たぶん、「あーーーだからか!」っていう、
面白い発見が増えていって、人生楽しくなる気がします。

ということでゴルフのスイングでも研究しよう。
(これが言いたかった)

働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。