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改めて感じた起業するということ

2018年もちょうど半年が経ち、今日は事業計画の進捗状況を確認していたのですが、さっき所用で税務署に行ったときに感じたことがあります。

それは起業についてです。

そこで、改めて感じた“起業する”ということを書き綴ってみたいと思います。

起業の背景と現状

「上司や先輩など人間関係に悩むことなく自由に働きたい」
「いまの会社で働き続けてもやりたいことができない」

人が起業する理由はさまざまだと思います。ですが、こうした願望や悩みをきっかけに起業する方もいらっしゃいますよね。

ただ、それまで会社員という雇われる立場だった人が、いきなり起業するのは決して低いハードルではありません。

実際に、国税庁の統計データで8割の人が起業後5年以内に倒産または廃業していると言われています。もちろん、成功して理想の生活を手に入れている人もたくさんいらっしゃいますが、会社員と経営者はあらゆることにおいて異なります。

そこで、起業を決意したあなたに、起業の現実や会社員との違いを明確にしながら、起業の心構えについてお伝えします。

起業を決意したあなたへ

起業、それは自由という言葉とともに華やかな世界をイメージする方が多いと思いますが、起業後80%の方は5年以内に倒産または廃業しているのが現実です。

なぜそんなに多くの方が、起業に失敗してしまうのでしょうか?

まずは意外と知られていない起業の現実について解説していきます。

起業に失敗する一番の原因は準備不足と言えます。「 そんなことはない、十分に準備して起業したんだ」という方もいるでしょう。

しかし、ほとんどの方はその準備自体を勘違いしている可能性があります。起業準備というのは経営学を学ぶとか英語を覚えるといったスキルアップではありません。

でも、起業に失敗する人の多くはそれらが準備だと考えているふしがあります。もちろん、スキルアップは大切ですが、起業準備=スキルアップとは言えないのです。

会社員との決定的な違い

そもそも会社員の方が起業するということは、雇われる側から雇う側にポジションが変わるということです。つまり、それまでとは働き方だけでなく生活自体が変わることを意識しなくてはいけません。

また、毎月決まった日に給料がもらえるとか、体調が悪いから有給休暇を取るなんてこともできません。ですが、起業で失敗する人はこうした起業後の自己管理が不完全なんですね。

もちろん、自分一人ではできないことを誰かに任せたり、従業員を雇って作業を分担したりしてビジネスを展開するのもごく普通なことです。ただ、その際のパートナーや従業員の管理は、起業したあなたが責任を持って対応することが必要不可欠です。

ですから、起業は自由と言いながら、こうしたセルフマネジメントができないと不自由な生活を強いられることになるのです。つまり、起業を決意したあなたは、起業で失敗する人の考え方や行動を真似することなく、会社員との違いを明確にして、自分自身をきちんとコントロールすることが大切です。

おわりに

今回は少し主観的にお話しさせていただきましたが、それは僕自身が世間知らずの会社員から起業し、たくさん失敗してきたからこその意見です。あなたがもし、起業を考えているならまずは自己管理をしっかりできる体制を整えましょう。

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