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「リボルバー・リリー」を観ました!

昨日、朝イチで「リボルバー・リリー」を観てきました。

原作の小説は全く知らず(そもそも原作があることを知らなかった)、映画についても前知識は全くありませんでした。
予告編を観て、平成25('13)年のNHK大河ドラマ「八重の桜」を主演して以来注目している綾瀬はるかが主演なのと、邦画には少々珍しい“ガンアクションもの”なのに惹かれた次第です。

ツッコミどころがいくつかあるものの、それはストーリー展開にダメージを与える言わば致命的なものになっていません。
全編を通して引き締まっており、破綻の無い堅実な作りに一応なっていると言えるでしょう。
そのため、原作を読んだことが無い私でも容易に作品世界へ入って行けました。

肝心の“ガンアクション”はただ撃っているだけで、カメラアングルなど全体的に凡庸で魅力がありません。

大の嫌煙家の私にとり喫煙シーンがやけに多いのは少々不快でした。

登場人物の一人である細見慎太に違和感を覚えてなりませんでした。“大根”とまでは言わないまでも演技が大味で、どうもその存在感というか、キャラクター性がすっとこちらに入って来ず感情移入ができないのです。後にネットでこの羽村仁成という人はジャニーズ所属と知りました。納得です。

あと一つか二つ何か…… ハジけたところとが欲しいと感じ、その点でものたりなくはありました。
特に主人公の小曽根百合(リリー)の個性を強く押し出す、つまり“キャラ立て”をもっと行うべきだったのではと思います。
綾瀬はるかは良い演技をしていたと思うので、もったいないですね。

細見慎太と小曽根百合の組合せは、一方を演じるのが同じ綾瀬はるかということもあり観ていて「精霊の守り人」を思い出しました。

※文中敬称略

昨朝のチケットです。

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