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「クラメルカガリ」を観た!

本日、「クラメルカガリ」を観てきました。

このアニメーション映画、いつも利用している劇場のサイトにある上映スケジュール欄に記載されていたので、「どんな映画だろうか?」と思い興味を持ちました。
よって本作についての知識は全く無く、言わば“素”の状態で観ました。

独特な設定についての説明が乏しいため作品世界に入って行けず、故に惹かれるものが無く、ハッキリ言って面白くありませんでした。
上映時間62分ですが、途中退席を考えたほどです。こう思わせた作品は「ゴティックメード」以来でした。

原作・脚本・監督の塚原重義についての項をWikipediaで読みましたが、この人の経歴と本作製作の背景を知り、惹かれない理由をある程度は納得しました。
古い述べ方をすると8ミリ映画、つまり自主製作映画に類する作者の自己陶酔性が強い作品です。
“レトロフューチャー”のビジュアルは面白味がありましたので、やはり脚本を専門家に任せるべきだったでしょう。

キャスト陣は難が無く良かったです。
エンディングのテロップで朽縄を寺田農が演じていたと知り驚きました。

私にとっては残念ながら観なくても良い映画でした。

※文中敬称略

シアターの出入口付近に設置された上映作品を告げるモニター。
今日のチケット。

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