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行列必至な旨辛カレー店と私:SPICY CURRY 魯珈@大久保

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好きなマドイと申します。

今回は大久保の有名店「SPICY CURRY 魯珈」さんに行ったときの思い出を書きます。魯珈さんはハウス食品のレトルトカレーになっていたり、いろいろなメディアで紹介されていたりと、カレー好きな人にとっては話題のお店です。私もずっと気になっていたのですが、基本平日営業な上に完全記帳制なので、早めにお店へ向かい、並ぶ必要があるのです。
いつか絶対行きたい……と思っていたところに、とあるライブのチケットを譲ってもらい、平日に有給を取得することになったのです。これ幸いと、公演時間や会場とお店の位置関係などを調べ、ライブに行く前にお店に並んでしまおうと決意!

そして当日……。
1月後半の寒い日だったのですが、なんと雨まで結構降っている!
バッドコンディション過ぎる中でも、行かないという選択肢は私にはありません。大体、8時半か9時くらいにお店の前に到着できればいいかな?と、過去に魯珈さんに並んでいた人のツイートで察していたので、そのくらいに到着できるよう出発しました。あまり大久保近辺には行かないので、彷徨いながらも、どうにか9時ちょっと過ぎに店前に到着。
しかし……冷たい雨が降りしきる中、私の前にはすでに9人の猛者が!
(ちなみに、魯珈さんの営業開始時刻は11時からです)
こんなに雨が降っていて寒いのに……マジか〜!?と思いながらも、いそいそと記帳列に並びます。基本は10時記帳開始ですが、天気が悪い日にはちょっと早めに記帳開始することをTwitterで見て知っていたので、寒空の下でもなんとか耐えることができました。大体30分強ほど待ったところで、店主さんが出てきてくれまして、待ちに待った記帳開始。ドキドキしながら、入店予定時刻の横に名前を書きました。人気のお店って、人気故にお店独自のお作法的なものがあったりしますよね。そういうお店を訪ねる際、気づかないうちにルールに抵触していたらどうしよう、こちらにはルールを故意に破ろうなどという気持ちは微塵もありませんので、どうか温かい目で見守ってください……!などと、内心怯えを伴った気持ちになりがちだったりします。(小心者)

そんなこんなで、私の入店時間は11時半頃に決まりました。
この時点で、時刻は9時台。まだ時間には余裕がありますので、早速、入店時間まで時間を潰すため、大久保近辺を彷徨うことに。新宿方面まで行けばお店の数も増えそうでしたが、雨が降る寒い日でしたし、あまり遠くまで行きたくありません。結局、お店からほど近いドトールに腰を落ち着けました。時間潰しのお供はハニーラテ。スマホを見たり本を読んだりしているうちに、あっという間に時間は過ぎていき……。逸る気持ちを抑えつつ、再びお店の前へ。

ドキドキしながらお店のドアをくぐり、店主さんに案内されるまま、カウンター席に座ります。魯珈さんは店名の由来にもなった通り、カレーの他に魯肉飯も売りなので、メニューにはカレー以外に魯肉飯が単品であるのです。しかし、私はカレー好き。数々の難関を越えてここまで来たからには、カレーを食べたい!でも、魯肉飯も気になる……!安心してください。そんな人にぴったりなメニューがあります。
それが「ろかプレート」です。好きなカレーと魯肉飯のあいがけができる、なんとも贅沢な一品となっております。私は迷わずこちらを選択。
カレーはこの日の限定メニュー「梅ひじき鶏キーマ」をチョイスしました。
注文を終え、ひと息ついていると……近くの席から「ぷちカレー」との声が。ぷ、ぷちカレーって何……!?慌ててメニューを見直すと、端の方に「SIDE MENU」として書かれています。
「ぷちカレー各種(ルーのみ)300円。どのメニューにもおつけいただけます」
な、なんだってー!?
この時点ですでに注文を終えていたので、迷いましたが、諦めたら絶対後悔するに決まっています。店主さんの手が空いたのを見計らい、ぷちカレーを追加注文!ぷちカレーは、レトルト化もしている「魯珈チキンカレー」をお願いしました。注文するだけで緊張の連続でしたが、ここでようやく本当にひと息つけます。店内を見回すと、席はカウンターのみ。小さめではありますが、上着をかけるハンガーがあったりと、心遣いを感じる雰囲気です。
そうこうしているうちに、いよいよカレーがやってきます。真ん中にゆで卵、そして野菜もしっかり添えてあるので、彩りがあって美味しそう。チキンカレーは別皿です。こちらはお馴染みのカレー色で、食欲をそそるスパイスの香り。梅ひじき鶏キーマは、梅干しがまるごとドン!とのっており、一見カレーに見えない斬新さです。待ちに待ったひと皿、感慨深い気持ちになりながらも早速いただきます。梅ひじき鶏キーマは、和風創作カレーとメニューに書いてあった通り、具材も和風です。なんと、茗荷とわさび菜が入っている!和の風味とピリリとして辛さが、独特のハーモニーを生み出しています。正統派ではないけれど、物珍しさだけでは終わらない美味しさ。チキンカレーは、梅ひじき鶏キーマとは打って変わり、正統派の趣です。スタンダードでありながら、確実にレベルが高いことがわかります。スパイスの香りと、風味が複雑に混ざり合いながら、洗練された味を作り出しているという感じ。そしてどちらのカレーも、普段食べているものより辛め!こちらのお店は、唐辛子のマークをメニューに記載し、辛さのレベルを示してくれているのですが……今回注文したカレーは、どちらも唐辛子マーク2つ!唐辛子マーク3つのメニューを食べたら、私はどうなってしまうのか……。ちょっと気になりながらも、あっという間に完食。お店は時間帯で人の入れ替えがあるので、すぐに退散しました。
辛さで温まったお腹を抱えつつ、ライブへ向かう道すがら。今度は唐辛子マーク3つのメニューに挑戦してみたいと、密かに誓った私なのでした。
(基本平日営業ではありますが、店内飲食だけではなく、お弁当予約も毎日行っているので、そちらを狙ってみるのもいいかなと思います)

■SPICY CURRY 魯珈さん:https://twitter.com/spicycurryroka
■挿絵担当ぺんぺんちゃん: https://twitter.com/penpenta_0101

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