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インタビューライターに必要な「企画力」の磨き方

「ライターは文章を書く仕事」そう思っていた私は、文章を書けば書くほどに「企画」という壁にぶつかりました。

もしかしたら、ライターって企画が9割なんじゃないかっていうくらい。


先日のnoteにも少し書いたのですが、#個別インタビューレッスン という講座を受講しています。

講座を受講すると決めた理由は2つ。
1つ目は、ライターとして必要な「企画力」ってなんなのか知りたい!
2つ目は、「取材の仕方」を学びたい!

講座の受講も1ヶ月ほどが経ち…
  私が目指したいインタビューライターはどんな人?
  どんなメディアで書くのを目標にしよう?
  誰にどんなインタビューをしたい?
みたいなところがはっきりしてきました!!

で、やっぱりぶち当たる壁が「企画」!!!!!

私自身が、想い先行型の人間なので、「この人にこんなお話を聞きたい!(ふんわり)」はすぐに決まったのですが、質問内容を洗い出すのがムズカシイ……!!

①ペルソナを決める


この取材対象者だったら、どんな人に届ける記事を書きたい?

これを徹底的に洗い出します。

性別、年齢、家族構成、職業、趣味、年収、ライフスタイル…

こんな人だったらいいんじゃない?みたいなざっくりした”想像”じゃなくて、もっとリアルに!!!!!
(ふんわりした表現すぎてごめんなさいいいいい)

例えば… 
ペルソナ:が好きなフリーランス
読後感:「旅へ出る一歩を踏み出せる記事を届けたい!」 だとすると…

「旅」って、そもそも、ひとり旅? 家族旅行…?
そもそも、フリーランスだったら、自由に旅に出れてしまうのでは…?

ふんわり考えた”想像”から、本当にそうかな?を疑ってみること。
そもそもの定義を広義からより狭義に狭めていくこと。

これがめちゃめちゃ大事!!(そして、とってもムズカシイ…)

しっかり考えた結果、
ペルソナ:一人旅に憧れているけれど、一人旅に対して不安がある会社員
みたいな感じになります。

②記事のゴールを決める

読者にこの記事を読み終わった後にどんなことを感じてほしい?(読後感)
どんな学びを届けたい?

(ペルソナを考える前に、ゴールを決めてもいいかもしれません…!!)

これもまた難しくて、学び(Tips)を多くしていきたいのか、マインドを届けていきたいのか、どちらがメインなのかによってもゴールは変わってくると思います。
(ライターさん自身も、マインドを届けたいんだ!という方もいると思うし、インタビュイーさんによっても、この人にならTipsをたくさん聞いてみたい!などいろいろあると思う。)

例えば…
読後感:旅する女性ってかっこいい!
だと仮定すると…

旅する女性ってかっこいい!ってそもそも、どうしてかっこいいと思うんだろう?を深掘りしていきます。

私の中の仮定では…
旅=決断の連続(どこいく?いついく?アクシデントにはどうやって対応する?)で、その決断を重ねたからこそ、今のキャリアや生き方の決断ができているんじゃないかな?

と、今回の取材における「かっこいい」の定義が決まります。
そうすると、インタビューで聞きたい内容がはっきりしてきます。

どんなアクシデントがあって、どうやって乗り越えたの?
旅に行って変わった、キャリアや生き方の考え方ってある?
みたいな感じです。

まずは、ふんわりでいいからゴールを決めること。
それはどんな読後感なのかを徹底的に洗い出すこと。

(本当はもっと上手に文章にしたいのだけど、まだまだ自分でも感覚でふんわりわかった気がするだけで、全然上手に伝えられない…)


まとめ

とにかく!!
徹底的に、考え抜くこと!これが大事!!

古賀史健さんの「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」でも

まずは対象をじっくりと「観察」すること。そして観察によって得られた情報から「推論」を重ねていくこと。直感で判断せず、必ず理を伴った推論を展開していくこと。さらに推論の結果として、自分なりの「仮説」を立てること。こうに違いない、と思えるところまで考えを進めること。

と書いてありましたが、たぶん、こういうこと!!(笑)

まだまだ全然できないけど、企画力つけていくぞ〜!!

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