【雑談】エネルギー要の小説

こんばんは。

今日のタイトル、決してネガティブな意味ではないです。
とにかくすごすぎて、でも内容がぐさぐさくるので
エネルギーがある時でないと、個人的には読めなかったのです。
この記事も書いては消し、書いては消しをしていて
結局、魅力は伝えきれないのでシンプルに書こうと思いました。

その小説は…
辻村深月さんの『傲慢と善良』です。
読まれた方、いらっしゃるでしょうか。多いかもしれません。
映画公開まであと数日なので、小説は読まずに
公開をまずは楽しみにされている方もいるかもしれませんね。

ネタバレはしません…というか私の技量では出来ませんw
以下を読んでもよくわからないと思います…笑

辻村さんの本は好きで、かがみの孤城等は
読む手が止まりませんでした。
この傲慢と善良も話題になっていたのですが、
やっとこ文庫を手に入れて読み初めました。

読む前に、感想で結構「刺さる」という言葉を見ていて、
更に解説の朝井リョウさんが「この小説はヘビー」と
断言されていたので、どんな内容なんだろうとドキドキ。

そして…
まさに刺さるしヘビー。いい意味で、色々えぐられましたw
小説のあちこちにちりばめられている傲慢と善良。
思い当たることが多すぎて痛すぎる…

婚活の話というのはご存知な方が多いと思いますが、
婚活していない方(私もそう)、既に結婚されている方、心配ありません。
進行中で婚活中でなくとも十分刺さりますww
個人的には、高校生や大学生よりも社会人経験をしている人の方が、
多分この小説ははまるのではと思います。

この作品、「小説」の括りだけでいいのでしょうか?
心理学とか自己啓発本のところにも置いてほしいですw

それにしても、読んだ後は自分が今までに口にしてきた
数々の発言が恥ずかしくなります…
読んでいて、あぁ…(人に対して)この行動自分でもしたわ、
私も自分のこと棚に上げて言ってるわ、とか
もう本当に、どんどんえぐってきます。。

これは買って本当に良かった!
自分が「傲慢」にならないためにも、
人間関係に疑問を感じた時にも読めそうな
手元に置いておきたい本ですね。
…でも刺さるので元気な時限定で(笑)

今日もお読みいただきありがとうございました。

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