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日韓学生未来会議

こんにちは、たおです。
今回は、私が日本側委員長(企画運営責任者)を務めた日韓学生未来会議についてのまとめ、反省、そして16回の告知をしたいと思います。
読んでくださった皆さんに魅力が伝わるように頑張ります!

日韓学生未来会議ってなに?

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まずは、この企画についてお伝えします。

この日韓学生未来会議、という活動は「日韓高校生交流キャンプ」というイベントに参加したOB,OGが、交流を続けて行く場を作りたい、と思って立ち上げた活動です。

毎年、日本または韓国で5日程度日韓の学生が寝食を共にしながらプロジェクトを考えることで、相互理解や課題発見力、言葉の違う人と同じ目標に向かって活動する力を培います。

今回は、残念ながら、コロナの影響でオンラインでの開催となりましたが、例年と想いは変わらず、日韓の相互理解や外国人との協力を経験する機会を提供できたのではないか、と考えています。

具体的に何をするの?①準備期間

何をやるかはわかったけど、具体的には何をするの?と思いますよね。
実は、会議ですることはそれほど決まっておらず、毎年の委員長が何をするのか決めています。

今回は、「日韓の共通課題に対する解決方法を考える」というテーマでチームを5つにわけて会議を行いました。

下の画像にあるように、私たちは大きなテーマの中に小さなカテゴリーを作っています。
私たちはビジネスコンテストを開催したいわけではありません。
そのため、より多くのことを学ぶという部分に重きを置いてそれぞれが違うことを調べて、発表するようにしています。

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また、この企画は「会議」という名前がついていますが、実際には会議を一回行うための準備期間が肝だと言っても過言ではありません。

最終発表のために、私たちは3回にわたるワークとフィードバックを行います。

具体的には、ワークで調査やチーム内での話し合いを行い、フィードバックで他のチームや運営陣からの意見をもらいます。
フィードバックをしっかり行うことで、行き詰まっている点や見落としている部分を再確認し、本会議に向けたブラッシュアップを行っていきます。

スクリーンショット 2021-03-06 午後9.13.49

具体的に何をするの?②本会議

そして、上記の準備期間をクリアした後には、本会議が待っています。

本会議に関しては、第14回まで日韓の参加者が一つの場所に集まって会議を行うことが伝統になっていましたが、今回はコロナ感染防止のため、オンラインでの開催となりました。

本会議でのメインは中間発表と最終発表です。
これまで準備期間中に練って来たアイディアの内容を最終成果物の形まで整えて行くのがこの会議の大きな目標です。

今回は2日間の開催で例年とプログラムが大きく違います。まず、各チーム中間発表の準備をした状態で本会議に参加し、フィードバックをうけてアイディアを練り直します。
そして、二日目の夕方にある最終発表までブラッシュアップして日韓両言語で10分の発表、来賓による講評を受けるというのが(とても)ざっくりした流れになります。

運営からは特に会議の流れを指示しないので、会議中の流れは詳しく把握していないのですが、

①課題解決の方法としてズレていないか②具体的な実行方法まで落とし込めているか

この二つを軸にしてブラッシュアップをしてもらっていました。

実際の最終発表は参加者に許可をとっていないので公表できませんが、最初のスライドですら可愛いという...!韓国は日本よりPPTを使って発表する学生が多いので、韓国の学生からクオリティの高いPPTを作る方法を学べるのもメリットの一つです。

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(観光チーム/社会的弱者の社会進出支援チーム発表スライドより抜粋)

参加すると、どんなメリットがあるの?

さて、そろそろなんだか楽しそう、参加してみたい、と感じていることではないでしょうか。笑

それでも、やっぱり多くの時間を投資して参加してもらうものなので、メリットがないと参加しようとはなりませんよね。
そこで、2年間参加者として参加し、企画運営の責任者として作った経験のある私が考えるメリットをいくつか紹介したいと思います。

①韓国の友達ができる
これは、一番当たり前かつ一番大きいメリットだと思います。
コロナウイルスが流行する前までは、韓国なんて気軽に行ける、と思っていた人が多いと思います。しかし、今回コロナによって海外に出ることが非常に難しくなってしまい、韓国をはじめとする海外の人に会う機会が一気に減ってしまいました。
そんな中でも韓国人に出会い、交流をすることができるのが私たちの未来会議です。
特に、私たちは韓国に姉妹団体であるKJSFFが存在するため、韓国人と日本人の割合が偏る心配はありません。また、仲良くなれるか心配だ、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、話さないと課題が進まないので、ある意味仲良くなる以外選択肢がありません。笑
私も実際にここで仲良くなった韓国人の友人といまだに連絡を取り合っています。ここでの出会いは、人生最高の友人との出会いかもしれません。

②グループワークの方法を学べる
これも、就活で生かされるスキルを得ることができるので、大きなメリットの一つだと考えます。
この会議では、会議を進めていくのは全て参加者の皆さんです。会議のゴールをどこに設定するのか、何時間行うのか、ワークシートは誰が記入して提出するのか、等全て決めて動いてもらいます。
もちろん、最終成果物に関しても、どのような形のものを出すのかは自由なので、何を課題として設定して、どういう方法を解決策とするのか、根拠はどこからとってくるのか...などなど、あらゆることをチーム内で考えてもらいます。

この過程を通して、意思疎通する難しさや物事を決めていく難しさを学ぶ参加者が非常に多いです。かく言う私も、1年目で参加したことでこの難しさと自分なりの方法を学びました。

③参加しているメンバーのスペックが高い
これは私がいつも感じていることです。
なぜか私たちの団体JKSFFと韓国の姉妹団体KJSFFには、日韓両言語自由に使える人の割合が異常に高いです。
もちろん、韓国語ができなくても、チームごとに通訳メンバーが入るので参加可能ですが、なぜか毎年チームごとに「ほとんど韓国語で話していたチーム」と「ほとんど日本語で話していたチーム」が生まれます。
通訳でなくても、両言語理解することができる人が非常に多いので、非常に刺激になるのではないでしょうか。
また、高校生から医学部、建築学部、教育学部、観光学部,,,などなど、ダイバーシティがありすぎるので、活動を通して、日韓に縛られずに多くのことを学ぶことができます。

...などなど、他にもメリットはめっちゃあるのですが、すでに3000文字近く書いている自分に引き始めたので、ここら辺にしたいと思います。

もっとメリット知りたい人は、連絡くれればめちゃめちゃ語ります。連絡ください。そして16回未来会議に参加してください。笑

参加したくなった人のために

さて、私の未来会議は現在報告書作成に取り組んでいて、次回は16回日韓学生未来会議が8月に行われる予定です。

次回は私なんかより全然真面目で頭いい子が会議を作ってくれるので、今回の100倍楽しいと思います。だから、みなさん応募しましょう。

現在は残念ながら、既存会員の申し込みのみ受け付けています。
3月15日から20日に会員以外からの申し込みも受け付けるそうなので、詳しくはJKSFFのインスタグラムアカウントをフォローしてチェックしてください。

お知らせの投稿ですら可愛くてクオリティ高いので、期待爆上げです!

私は16回には参加できなさそうなのですが、JKSFFの活動はもう少し続ける予定なので、ぜひ会議にも参加して、会員にもなってJKSFFの活動でお会いしましょう!!!

お待ちしてます!!

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