まこ(限界OL)

アラサー限界OLの胸の内を垣間見よ。

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最近の記事

限界OLのうつ病休職 ~周囲の支え編~

前回まで、休職にまつわる体験談を時系列順でお話してきたが、今回は少し角度を変えて私の思いを書き巡らせていく。 療養期間に入ってから、周囲の人たちの存在の大きさを改めて実感するようになった。『周囲の人たち』と一口に言っても関係性は様々。それぞれに対して思いがあるし、それぞれ違った寄り添い方をしてくれている。 ① 親友 大学時代からの付き合いで、今は2駅隣に住んでいる。療養期間に限らず、毎日のようにLINEでたわいのない会話をしていて、休職しても変わらずそれを続けてくれること

    • 限界OLのうつ病休職 ~療養初期編~

      初診でうつ病の診断が下り、まず私がやるべきことは『とにかく休むこと』だった。脳が疲弊している状態だということで、何を頑張ることもなく、しんどければ寝ていいし、調子が良ければ好きなことをすればいい。そんな生活が始まった。 処方された睡眠導入剤が効いていたのか、はたまた心身がスリープモードに入ったのか、とにかく寝た。ほぼ全日をベッドで過ごし、目が覚めている時は動画を観たりゲームをしたりして、少し調子が良ければ座椅子に移動するといった毎日。 ちなみに、この療養初期によくプレイした

      • 限界OLのうつ病休職 ~初診編~

        2月後半から仕事中の自分の異変に気付いた私は、欠勤3日目にしてやっとメンタルクリニックへと足を運んだ。 22歳で初めてうつ病を経験し現在に至るまで、別のメンタルクリニック2院に通ったことがあった。ただ、どちらのクリニックも私には合わず、しっかり症状が治まる前に通院を止めてしまっていたこともあって、今回のクリニック探しにはより慎重になっていた。 もし、今読んでくださっている方や周りで精神的なことで困っている方がいらっしゃれば、「口コミを気にしすぎない」ことをアドバイスさせて

        • 限界OLのうつ病休職 ~異変に気付く編~

          あっという間に夏模様。梅雨明けを待たずして暑い日が続いている中、私は今クーラーの効いた部屋でボサノバを流しながらこの文章を打っている。 これから何編かに分けて綴っていくのは、今年の3月に人生で初めての休職に入った限界OLの実体験である。復職に向けたリハビリを兼ねた作業だが、どなたかの人生の肥しの一部になれば、という小さな希望も持ちつつ書き進めていこうと思う。 ーーーーーーーーーーーーーー 私は不動産業(賃貸管理事務)に勤めている。入社当時は営業部にいたが、人事異動で管理

        限界OLのうつ病休職 ~周囲の支え編~

          限界OL、破魔矢に願う。

          気付いたら年が明けていた。令和の元号歴も5年目か…など、思いを馳せる余裕もなかった。私にとって2022年は、自分史上を語る上で絶対に無視できない『とんでもイヤー』になった。 人間の多くは、現実として受け止めるのが困難な出来事は、自分の身には降りかからないものだと思っている。だから、イレギュラーが発生すると混乱し、慌て、時にパニックを起こすのだと思う。そうでなければ、災害時の買い占めなんて起こり得ない。 限界OLは、この世に生を受けた時から割と限界だった。未だに詳しい話は知

          限界OL、破魔矢に願う。

          お部屋探しに行き詰まったら。

          こんにちは、こんばんは。 賃貸仲介屋さん勤務のまこです🌻 今回はまこ氏史上初、お部屋探しについての記事です! (わーいどんどんぱふぱふ) 普段お客様の話を聞いたり、 他のスタッフとお客様との会話を聞いたりする中で、 お気に入りのお部屋を見つけるまで 「みんな意外と遠回りしてるんだな~」 と感じる場面が多々あります。 特に、初めて一人暮らしする新大学生・新社会人、 お互いが実家から出て同棲を始めるカップルの方々は、 『自分が住む部屋を、自分で決める』 という経験がないため

          お部屋探しに行き詰まったら。

          ありのままの自分を愛する。

          「パートナーと釣り合う人間になりたい」 そう思ったことがある方、もしくは思っている方、多いのではないでしょうか? 例に漏れず、そのタイプの人間です。 「釣り合いたい」と言うより、「相手が求める人物像とイコールであろうとする」と言う方が正確でしょうか。 どんな相手であれ、その人が描く『良い子』になろうと、毎度毎度必死に自分を取り繕うのが当たり前で、それが自分の首を絞めていることに気付くことができないのです。 幼少期から、親をはじめとする周りの大人たちの期待に応えること

          ありのままの自分を愛する。

          『個性』について考える①

          「みんなちがって、みんないい」 小学生時代の国語の教科書で 初めて出会う人が多いであろう、 金子みすゞさんによる一節。 自分と他人が違うことを 優しく肯定してくれる素敵な詩です。 歳を重ね、人生が厚みを増してくると、 この言葉の輝きに気付くだけでなく、 切なさや悲しみを覚える人も いらっしゃるのではないでしょうか? 『個性』というものは誰にでもあって、 その人の特性を表すものを言いますが、 周りから見れば良く見えるその個性も、 本人にとっては自分を苦しめている 何なら

          『個性』について考える①

          ≪自己紹介≫

          桜もすっかり散って、 新緑が目に眩しい季節。 新生活をスタートさせた方々も、 変わり映えのない毎日を送っている方々も、 初めまして、まこちゃんねるへようこそ。 と言っても、約1年前までは 違う名前でここにいたんですけどね。 文章にはどうしても癖が出るので、 「もしやあいつか…?」と思った方は、 そっとしておいてやってください(笑) 私も note で再スタートを切るということで、 改めて自己紹介していきますね。 【人物】 名前:まこ. (Spoon という配信アプリ

          ≪自己紹介≫