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トライアスリートに筋トレは必要?

こんにちは、トレーナーの山下です。
今回はトライアスリートと筋トレについて考えてみます。
Instagramも見ていただけたらと思います!

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さてトライアスリートや長距離ランナーには筋トレは必要なのでしょうか?
個人的な考えにはなりますが、持久系アスリートにも筋トレは必要だと考えています。
SNSなどを見ると、トップアスリートも走るトレーニングだけでなく、定期的に筋トレを行っていることがわかります。

筋トレをすることのメリットとしては、
・弱い部分を補強できる
・故障を予防できる
・ランニング時の姿勢が安定する

などが挙げられます。

このように筋トレ自体はメリットがあるのですが、
やり過ぎるとデメリットも出てきます。

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筋トレのやり過ぎで起こるデメリットとしては、
・動きが固くなる
・オーバートレーニングになる
・免疫力が落ちる

などが挙げられます。
今回は動きが固くなってしまうことについて考えていきます。

では、なぜ筋トレをやり過ぎると動きが固くなるかと言うと、
筋トレをやり過ぎることで神経と筋のつながりが悪くなるからです。
通常の筋トレの動作とトライアスロンの動作を比べると、筋トレの方が負荷が高く動作スピードが遅いです。そのため、筋トレをやり過ぎると筋出力は高くても、スピード感に欠ける動きに陥りやすくなってしまいます。

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また筋トレをやり過ぎることで、その筋肉だけでなく、その周辺の部位にも影響が出てしまいます
腹筋を例に考えてみます。いわゆる腹筋運動(クランチなど)を行うと腹直筋が使われます。この腹直筋は肋骨に繋がっているので、腹筋運動をやり過ぎると、腹直筋の動きが固くなってしまいます。そして、腹直筋が付着している肋骨も動きが固くなってしまい、肩甲骨の動きや呼吸にも影響を及ぼしてしまいます。

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このように、筋トレをやり過ぎてしまうと、その筋肉が固くなるだけでなく、その周辺部位、ひいては全身に影響が出てきてしまいます。
なので、筋トレを行う際は強度や頻度についてよく考える必要があります
そして、筋トレを行ったあとは、ストレッチなどのケアをしっかりと行い、筋肉が固くならないようにしていくことが大事になります。

もちろん、筋トレにはメリットもあるので、デメリットを恐れて避けるのではなく、上手に取り入れてパフォーマンスを上げていきましょう!

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今回は以上です。
お読みいただいてありがとうございました!


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